木村拓哉「くじけそうになったことが…」アルバム制作で“直面した壁”

引用元:TOKYO FM+
木村拓哉「くじけそうになったことが…」アルバム制作で“直面した壁”

木村拓哉が親交のあるゲストを迎え、人生をしなやかに生きていく様や、ゲストの秘めた魅力や強さに迫るTOKYO FMの番組「木村拓哉 Flow supported by GYAO!」。1月のゲストには、シンガーソングライターの槇原敬之さんが登場。1月12日(日)の放送では、1月8日(水)にリリースした木村のアルバム『Go with the Flow』レコーディング、槇原さんが作詞・作曲を手がけたSMAPの楽曲「世界に一つだけの花」にまつわるトークに花を咲かせました。
(※番組前半記事は、ページ下部・関連リンクよりご確認いただけます)

◆レコーディング時の壁を乗り越える

番組前半は、歌番組で共演したときのお互いの印象や、槇原さんが木村に楽曲提供した「UNIQUE」が収録されているアルバム『Go with the Flow』にまつわるトークで盛り上がりました。

今作の楽曲提供アーティストは、槇原さんをはじめ、B’zの稲葉浩志さん、森山直太朗さん、Uruさんなどそうそうたる顔ぶれが並びます。それだけに、レコーディングでは「“うわっ、ここキツイな……”“この音を出したいのに出ないな”とか、くじけそうになったことが何曲かあった」と木村。

そんな壁に直面したとき、「架空の会場にいるオーディエンスのみんなを想像して、歌詞を1つも見ないで、オーディエンスに向かっている気持ちでやってみたときに、それまで自分が乗り越えられなかったものを、フッと越えられたような瞬間があった」と打ち明けます。

これには、槇原さんも「“歌”って、できた段階では歌のようなものでしかなくて。聴いてくれる人がいて、初めて“歌”になるんだと思っているんです。だから、レコーディングのプロセスにおいて、ただの歌を作っているんですよ。“何とかこの歌を形にしたい”という情熱とかを後押ししてくれるのって、自分の歌を待ってくれている架空の人を想像しますもん、僕も。そこで初めて、自分が作っているものって、自分が聴くためのものでもあるけど、人が聴くものなんだと感じると、エネルギーが湧いてくる。そこは一緒ですね」と大きくうなずきます。