脊髄損傷の滝クリいとこ・滝川英治 四肢マヒの現状と今後の思いを語る

引用元:スポーツ報知
脊髄損傷の滝クリいとこ・滝川英治 四肢マヒの現状と今後の思いを語る

 17年9月に撮影中の自転車事故で脊髄損傷を負った俳優の滝川英治(40)が11日、都内で初のエッセー「歩―僕の足はありますか?」(主婦と生活社刊)の出版記念イベントを行い、約2年半ぶりにファンと触れあった。「今の自分でも出来ることは絶対にある。それを追求していくことが僕自身の力になる」と今後への思いを語った。

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 胸から下の感覚がない四肢マヒの状態で、電動車いすで生活を送る。家族やスタッフの支えを感謝するとともに「けがしてから今でも毎日のように日記を書いている。経験したことをありのままに書かせていただいた。明るい未来のことを考えないとやっていけない。明るい未来を描くことを意識してきた」と前を向いた。

 小泉進次郎環境相の妻で、現在第1子妊娠中のフリーアナウンサー・滝川クリステル(42)は、いとこ。まだ著書は渡せていないというが「ぜひ読んでいただきたい」と願った。昨年にはパラスポーツの関連番組のMCも務めた。今後について「2020年になったのでパラリンピックに関するお仕事をさせていただくのが一番の目標。あとは絵本。これから明るい未来を担う子どもたちに向けて、今の自分が伝えられることを」と考えを巡らせた。 報知新聞社