ロンブー亮が活動再開!淳「再びコンビとして活動していきたい」

ロンブー亮が活動再開!淳「再びコンビとして活動していきたい」

 反社会的勢力への闇営業問題で昨年6月から活動を自粛していたお笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(48)が活動を再開することが10日、吉本興業から発表された。同日付で復帰となり、相方の田村淳(46)と設立した個人会社、LONDONBOOTSに所属して吉本と専属エージェント契約を結ぶ。淳はツイッターで「再びコンビとして活動していきたい」と決意を新たにした。

 闇営業問題で表舞台から姿を消して約7カ月。亮がついに復活する。

 吉本は亮が10日付で活動を再開すると発表。亮が淳と設立した個人会社、LONDONBOOTSの所属タレントとして、専属エージェント契約を近く締結する。吉本が闇営業問題を受けて導入した芸人との新しい契約形態で、亮はこの個人会社を窓口とし、吉本からサポートを受ける。

 吉本では芸人が不祥事などから復帰する際、劇場でファンの前に姿を見せるのが恒例だが、ロンブーは近年、公演でネタを披露しておらず、復帰第1弾の仕事は検討中という。コンビでの唯一のレギュラー番組「ロンドンハーツ」(火曜後11・15)を放送するテレビ朝日はサンケイスポーツの取材に、亮の出演について「現在のところは予定しておりません」と説明した。

 亮は昨年6月24日付で謹慎処分になり、同7月20日に雨上がり決死隊の宮迫博之(49)と謝罪会見を開いて以来、公の場で姿を見せていない。騒動で心身が疲弊し、適応障害と診断されたが、高齢者に振り込め詐欺から身を守る方法などを伝える啓蒙活動をして更生を目指してきた。

 7月の会見では自ら契約解除も申し出たが、相方の淳が吉本との仲介役になり、話し合いをしてきた。関係者によると、亮の体調は回復し、一定のめどがたったことから、活動再開となった。

 淳は亮の復帰のために設立した個人会社の代表に就任。亮の自宅を訪れて一緒に酒を飲んだり、昨年12月24日放送の「ロンドンハーツ」を亮の自宅で収録するなど、支えてきた。

 この日はツイッターで「田村亮の謹慎処分が解除されたことになります」と活動再開を報告し、騒動を改めて謝罪。「田村亮を近くで厳しく見守ってきましたが、しっかりと反省し、その反省をこれからの芸能活動に活かしたいという、田村亮の強い意志を感じましたので、再びコンビとして活動していきたいと思います」と決意を明かした。2020年の始まりに二人三脚で再出発する。