Wレイチェルの熱演を支えたのはアカデミー賞常連のスタッフたち『ロニートとエスティ』

引用元:cinemacafe.net
Wレイチェルの熱演を支えたのはアカデミー賞常連のスタッフたち『ロニートとエスティ』

レイチェル・ワイズ&レイチェル・マクアダムスという人気実力派女優を迎え、厳格なユダヤコミュニティに育った女性2人の純愛を描く『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』。このWレイチェルの渾身の演技を支えたのは、アカデミー賞常連の敏腕スタッフたちだ。

【画像】撮影監督は『英国王のスピーチ』などで知られるダニー・コーエン

本作で、渾身の演技を見せているレイチェル・ワイズとレイチェル・マクアダムス。これまでも様々な話題作・名作に出演してきた2人だが、女性同士の恋愛を描いた作品でラブシーンを演じたのはこれが初めて。そんな彼女たちの白熱した姿を陰で支えているのが、アカデミー賞常連の敏腕スタッフたちだ。

メガホンを取ったセバスティアン・レリオ監督は、ありのままの自分であるために闘うトランスジェンダーの女性を描いた『ナチュラルウーマン』で第90回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞。“自分らしさ”を得るために葛藤する主人公の姿は、まさに本作にも継承されているレリオ監督にとっての大切なエッセンス。

製作に携わったエド・ギニーは、ワイズと共に何度もアカデミー賞ノミネートに作品を押し上げた凄腕プロデューサーだ。第88回では『ルーム』にて主演女優賞(ブリー・ラーソン)を獲得、第89回ではワイズ出演『ロブスター』は脚本賞にノミネートされ、第91回ではワイズと再びタッグを組んだ『女王陛下のお気に入り』が主要9部門にノミネート、主演女優賞(オリヴィア・コールマン)を獲得している。

撮影監督を務めたダニー・コーエンもまた賞レースの常連。米国映画撮影監督協会から功労賞を2度授与されたコーエンは、いままでに『英国王のスピーチ』や『ルーム』『リリーのすべて』などでその手腕を発揮。本作は、一流女優の熱演が、アカデミー賞に縁もゆかりもある強力なスタッフによって支えられた、“映画作りのプロ集団”による新たな名作といえそうだ。

『ロニートとエスティ 彼女たちの選択』は2月7日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。