板尾創路、“全編全裸“の斬新な関西演劇を絶賛「くぎ付けにされた」

引用元:AbemaTIMES
板尾創路、“全編全裸“の斬新な関西演劇を絶賛「くぎ付けにされた」

 10日、「関西演劇祭presents東京で芝居たろか!」の発表会見が都内で行われ、タレントの板尾創路(56)らが出席した。

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 今回、「関西演劇祭2019」で脚本賞、演出賞、ベストアクター賞、ベストアクトレス賞、と賞を総なめにしたオパンポン創造社の「最後の晩餐」は、主人公が地球最後の日に愛する人に会いに行くと、愛する人が浮気をしていたところから始まる物語。オパンポン創造社の野村有志は「僕の中で、その時思った幸せから一番離れた所から、模索しながら自分の中での幸せを探していって、地球の終わりという大きな出来事と小さな目の前の等身大の出来事を対比して幸せを見つけていこう、という愛の物語」と作品を説明した。

 また、本作は登場人物が全編をほぼ“全裸“で演じる。野村は全裸である事に「狙いは特に無い」と前置きし、「劇団を立ち上げた時に、他との差別化のためにどこかに全裸を入れるようにした」「面白くなくても『あ、裸のところ』という印象だけでも…と思って、裸を入れるようにした結果、今回の作品がずっと全裸というだけ」と、明かした。

 また、フェスティバルディレクターの板尾は本作を「小説で読んでも楽しいだろうし、映画でもアニメでも、どんな作品にもなりうるようなテーマ性の良さ」「全裸で出てきて、下品なのかな?と思わせつつ、最後は切なくなるようなお話。見入ってしまうような構成力や脚本力、演技力に釘付けにされた」「ついつい賞をいっぱいあげてしまいました」と絶賛した。