Rotten Tomatoes年間賞で「エンドゲーム」「パラサイト」がベスト映画に

引用元:映画ナタリー
Rotten Tomatoes年間賞で「エンドゲーム」「パラサイト」がベスト映画に

アメリカの映画批評サイト・Rotten Tomatoesによる、Golden Tomato Awards 2019の結果が発表された。

【写真】「パラサイト 半地下の家族」 (c)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED(メディアギャラリー他1件)

批評家によるレビューのうち、肯定的なものの割合を“トマトメーター”として数値化し紹介しているRotten Tomatoes。Golden Tomato Awardsは、そのメーターの数値に従って作品を選定している。

全国公開作品でベストムービーに選ばれたのは、マーベル・スタジオの「アベンジャーズ/エンドゲーム」。同作にはサイト内で500以上のレビューが集まり、94%フレッシュの評価を得た。そして限定公開作品では、ポン・ジュノの監督作「パラサイト 半地下の家族」が1位に。「パラサイト」には現在349のレビューが寄せられ、99%フレッシュという高評価を記録中だ。なお同作は、外国語映画部門などでもベストムービーに選ばれている。

そのほかアクション映画部門ではキアヌ・リーヴス主演の「ジョン・ウィック:パラベラム」、アニメ映画部門ではディズニー / ピクサーの「トイ・ストーリー4」、ホラー映画部門ではジョーダン・ピール監督作「アス」、ミュージカル映画部門ではエルトン・ジョンの半生を描く「ロケットマン」が受賞した。

新作ドラマ部門では、HBOがアメコミを実写化した「ウォッチメン」が1位に。ドキュメンタリーシリーズ部門では、マイケル・ジャクソンの性的虐待疑惑に斬り込む、Netflixの「ネバーランドにさよならを」が選ばれている。

■ Golden Tomato Awards 2019 ベスト映画 / ドラマ
□ 全国公開ベスト映画
「アベンジャーズ/エンドゲーム」

□ 限定公開ベスト映画
「パラサイト 半地下の家族」

□ 新人監督ベスト映画
「トイ・ストーリー4」

□ 外国語ベスト映画
「パラサイト 半地下の家族」

□ スペイン語ベスト映画
「Pain and Glory(英題)」

□ オーストラリアベスト映画
「The Nightingale(原題)」

□ イギリスベスト映画
「彼らは生きていた」

□ 新作ベストドラマ
「ウォッチメン」シーズン1

□ 続編ベストドラマ
「Fleabag フリーバッグ」シーズン2

□ ベストテレビ映画
「デッドウッド ~決戦のワイルドタウン~」

■ Golden Tomato Awards 2019 ジャンル別ベスト映画
□ アクション
「ジョン・ウィック:パラベラム」

□ アニメーション
「トイ・ストーリー4」

□ コメディ
「Booksmart(原題)」

□ コミック・グラフィックノベル原作
「アベンジャーズ/エンドゲーム」

□ ドキュメンタリー
「アポロ11 完全版」

□ ドラマ
「パラサイト 半地下の家族」

□ ホラー
「アス」

□ キッズ&ファミリー
「クエスト・オブ・キング 魔法使いと4人の騎士」

□ ミュージカル / 音楽
「ロケットマン」

□ SF / ファンタジー
「アド・アストラ」

□ スリラー
「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」

■ Golden Tomato Awards 2019 ジャンル別ベストドラマ
□ アニメーション
「アンダン ~時を超える者~」シーズン1

□ コメディ
「Fleabag フリーバッグ」シーズン2

□ ドキュメンタリーシリーズ
「ネバーランドにさよならを」

□ ドラマ
「アンビリーバブル たった1つの真実」シーズン1

□ ホラー
「Evil(原題)」シーズン1

□ ミニシリーズ / リミテッドシリーズ / アンソロジー
「チェルノブイリ」

□ SF / ファンタジー
「ダーク」シーズン2

□ スーパーヒーロー
「ウォッチメン」シーズン1