中山美穂 レディコミ漫画家役は「とても刺激的」、初共演長野博の称賛に大照れ

 中山美穂(49)が主演するWOWOW「連続ドラマW 彼らを見ればわかること」(11日スタート、後10・00)の完成披露試写会が10日、都内で行われた。

 中山のほか、木村多江(48)、大島優子(31)、HiHi Jetsの高橋優斗(20)、上地雄輔(40)、V6の長野博(47)らが出席。同じマンションに住む3つの家族が抱えるそれぞれの事情と欲望を描く物語で、中山は再婚した妻で、1男を育てらながらレディコミの漫画家を演じる。「なんだかとても刺激的な役でした」と撮影を振り返った。

 「キャストの中では一番変わっている役。ずっとおうちで仕事しているので外に出ることをしなかった女性。一風変わったふうに見えたら、滑稽に見えたらいいと意識」して演じたという。

 初共演の長野は、衣装について「中山さんは何を着ても似合うな。常に凜(りん)としていらっしゃって好きだな、と思いまして、ご一緒させていただきました」と持ち上げると、中山は「困ります…」と照れまくった。

 息子役の高橋は「本当にお母さんのようにやさしくしてもらって…」と感謝する一方、父親役の生瀬勝久(59)には苦戦した様子。「本当にやっかいなんですよ。(本番)直前までいじってきて。『必殺若手つぶし』とか言って。生瀬さんと大島さんが組むと厄介。本当に愛のある現場だなと思いました」とぼやき、「中山さんといるときが唯一の救いでした」と明かした。

 二子玉川が舞台。深川栄洋監督はユニークなキャストを「二子玉川動物園だと思って見てください」とアピールすると、中山も「私たち動物一人一人がリアルに演じました」と笑いを誘った。