福山雅治、戻りたい過去は「老眼になる前」

 女優、松たか子(42)の主演映画「ラストレター」(岩井俊二監督、17日公開)のレッドカーペットイベントが9日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、歌手で俳優、福山雅治(50)が出席した。

 勘違いの文通で始まった2つの世代の恋愛と心の再生を描く。松演じる主人公の亡き姉の初恋相手を演じた福山は、作品にちなんで戻りたい過去を聞かれると「基本的にはないんですけど、老眼になる前ですかね」。以前からあこがれていた時計の文字盤が小さく、「この時計が似合う男になったら買おうと思っていたんですけど、近年買ったら、文字が小さすぎて見えないんですよ。見えないまま使ってます」と打ち明けて笑わせた。

 福山の高校時代を演じた神木隆之介(26)は「大先輩のあのましゃ兄ですから、どうしようどうしようってすごく思っていました」と恐縮。福山本人に連絡して共通点を探し、写真などを見て顔にほくろを描いて役作りしたと明かした。

 福山は「似てますよね。神木君は達者。お芝居のたまものです」と絶賛し、神木は「よかった!」と大喜びしていた。