きっかけはタモリの一言!? キングコング・西野亮廣が絵本を描いた理由

引用元:TOKYO FM+
きっかけはタモリの一言!? キングコング・西野亮廣が絵本を描いた理由

ファッションデザイナー、起業家、インフルエンサーなどマルチに活躍するハヤカワ五味がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「マスメディアン 妄想の泉」。この番組では、さまざまなフィールドで活躍する起業家やクリエイター、アーティストをゲストに迎え、未来を面白くするヒントを“妄想しながら”探っていきます。1月4日(土)の放送は、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんが登場しました。

◆テレビから遠ざかったわけ

現在、お笑い芸人としての活動だけにとどまらず、絵本作家、国内最大の会員数を誇るオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」のオーナーなど幅広い分野で活躍している西野さん。

20歳のときにバラエティ番組「はねるのトびら」(フジテレビ系)のレギュラーに抜擢され、のちにゴールデン進出を果たす大躍進ぶりでしたが、「そのときにはもうテレビ(の仕事)はやめようかなって。テレビから軸足を抜いて別のことをしようと思っていて、絵本のほうに進んだ」と告白します。

西野さんが絵本を描くようになったきっかけは、タモリさんから言われた「絵を描いてみたら? お前の性格ならきっと描けるようになるから」という何気ない一言だったそう。

◆積極的に仕事をやめる姿勢

さまざまな分野でマルチな活動をする根底には「最近“やめない”ってあまり良くないなと思っていて。基本的に、軌道に乗ったなと思ったらやめるようにしているんです」と話します。

なぜなら「1つの分野でめちゃくちゃ頑張って成長しているにも関わらず、“スケジュールが埋まっているから”という理由で、もう1つ上の仕事が入ってこないから」。自分が“成長した”と実感したら、思い切ってやめたほうが「仕事はスケールアップしていくと思っているので、積極的にやめるようにしている」と持論を展開します。

それは、オンラインサロン会員の入退会状況を見ていても感じることがあるそうで、「面白いのがうまくいっているときって、会員数はあまり増えないんですよ。うまくいっていようが、失敗していようが、挑戦しているときは会員数が増える。連載漫画に似ているかもしれないですね。主人公がずっと勝ち続けていたら誰も観ない。勝ったり、負けたり、成功したり、失敗したりというのがとても重要で、挑戦したほうが、応援する甲斐があるというかファンができる」と西野さん。