ハロプロ末っ子・BEYOOOOONDS、異色演技曲「極めていきたい」

引用元:オリコン

 8月にメジャーデビューし、オリコン週間シングルランキング初登場1位、『第61回輝く!日本レコード大賞』では新人賞を受賞したハロー!プロジェクトの12人組アイドルグループ・BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)が2日、東京・Zepp DiverCityで初の単独ライブ『LIVE BEYOOOOOND1St』を開催。持ち味の寸劇などを交えて全17曲を熱演した。

【ライブ写真】真っ赤な衣装に負けないキラキラ感を放つBEYOOOOONDS

 ライブ前にはメンバー12人そろって囲み取材に応じ、この1年を振り返った。高瀬は「がむしゃらに駆け抜けてきて、あっという間に1年が終わっちゃう感覚です」としみじみ。寸劇と少女漫画で構成された異色のデビュー曲「眼鏡の男の子」でモテモテの“眼鏡の男の子”を演じる前田こころは「毎日メンバーと一緒に過ごしてきて、絆がすごく深まっていると思うので、すてきなライブが見せられるんじゃないかなと気合が入っています」と言葉に力を込めた。

 一芸に特化したオーディション合格組の平井美葉、小林萌花、里吉うたのが加わって12人体制になってからは、あす3日にちょうど1年を迎える。西田汐里は「まだ1年しか経っていないんだなというくらい、みんなといる時間が楽しくて、濃くて、すごく充実していました」とにっこり。しかし、自身のキャラクターは定まらず「迷走中」といい、「かわいいキャラで行ったほうがいいのかなと考えつつも、ちょっとキツいなと思ってしまって」と苦笑いした。

 今月30日のレコ大授賞式では最優秀新人賞を目指す。江口紗耶は「BEYOOOOONDSのことをたくさんの方に知っていただける機会なので、全力で最高のパフォーマンスができるように頑張りたい」と意気込み、平井美葉は「新人賞は新人である今、このときしかもらえないものなので本当にうれしいですし、12月30日にパフォーマンスを見てもらった皆さんにBEYOOOOONDSもっともっと輝いていくんだろうなと思ってもらえるようなパフォーマンスをできたら」と目を輝かせた。

 レポーターからは先輩グループへのライバル心を聞かれたが、高瀬は「先輩方はまだ遠い存在。先輩方がやってきたパフォーマンスとちょっと(路線が)ずれたことを私たちしているので、負けたくないというよりは、こんな表現の仕方もあるんだって思ってもらえるような存在になれたら」とうまくかわし、一岡は「演技が入っている楽曲が多いので、そこをもっと極めていきたい。すごい先輩方はいらっしゃるんですけど、勢いは1番というくらいに頑張っていきたい」と息巻いた。

 2018年に結成されたBEYOOOOONDSは、3つのユニットの集合体。『CHICA#TETSU』の一岡伶奈(20)、島倉りか(19)、西田汐里(16)、江口紗耶(16)、『雨ノ森 川海』の高瀬くるみ(20)、前田こころ(17)、山崎夢羽(17、※崎=たつさき)、岡村美波(15)、清野桃々姫(14)、昨年12月3日にお披露目された『ハロー!プロジェクト“ONLY YOU”オーディション』合格者の平井美葉(19)、小林萌花(19)、里吉うたの(19)で構成されている。