デーブ・スペクター、米で映画観たが「字幕ないから分からない」 おごそかな雰囲気でもジョーク連発

引用元:オリコン
デーブ・スペクター、米で映画観たが「字幕ないから分からない」 おごそかな雰囲気でもジョーク連発

 タレントのデーブ・スペクターが8日、都内で行われた映画『リチャード・ジュエル』(今月17日公開)公開記念トークイベントに登壇。冤罪や報道被害をテーマにしたトークショーでは、おごそかな雰囲気にもかかわらずジョークを連発し、会場に詰めかけた観客を笑わせていた。

【写真】長野智子、阿部祐二らとともにトークするデーブ・スペクター

 映画は巨匠クリント・イーストウッド監督の最新作。1996年に米アトランタで起きた爆破事件で、爆破物の第一発見者だった警備員のリチャード・ジュエルが新聞社やテレビ局の報道により事件の第一容疑者に仕立てられ、ストーリーが動き出していく。

 イベントには阿部祐二、長野智子、下村健一も登壇。冒頭、司会の有村昆から映画の感想を問われたデーブは「去年アメリカで観たんですけど、字幕がないからよく分からなかったです」と早速小ボケをかまし、有村が「全部わかりますよね?」とツッコみ。また阿部が取材者としての心構えを真剣に語っていると、「何か『スッキリ』しましたね。今の話を聞いて『とくダネ!』」と情報番組のタイトルに絡めて発言し、会場の笑いを誘っていた。

 一方で、映画の評価については「暴走気味の行きすぎたメディアの最大の事例。そこと戦った弁護士の重要性。弁護士がいなければどういう世の中になっていたのかという、ある意味では心強くなる映画でもある。ファイクニュースとかいろいろある時代だけに、本当に観る価値がある」と真剣に語り、テレビプロデューサーらしい一面も見せた。

 イベントの最後には、オウム真理教による松本サリン事件の被害者である河野義行さんも登壇した。