橋本愛にポスト柴咲コウの声 英語堪能でハリウッド進出も

橋本愛にポスト柴咲コウの声 英語堪能でハリウッド進出も

〈泣けた〉〈一番好きだったドラマ〉〈仲間っていいなと思えた〉なんて感想がネット上を飛び交ったのは、2019年12月18日に最終回を迎えた高畑充希(28)主演の連続ドラマ「同期のサクラ」(日本テレビ系)。

 サクラ(高畑)ら同期5人の成長物語の中で、ひときわ注目されたのが、百合を演じた橋本愛(23)。実に5年ぶりの民放ドラマのレギュラー出演だったからだ。

「橋本の5年ぶりの出演ということが放送前から話題に。それが原因で、『なんで私より脇の女優が話題になるの』と高畑が機嫌を損ね、現場はピリピリ、なんて報じられたこともありましたね」(テレビ誌ライター)

 だが、そんなあらぬ噂もどこ吹く風。ドラマがスタートすると、高畑も橋本も、さすがの演技力で視聴者の心をがっちりとつかんだ。

 ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「橋本さんが演じた百合は、ざっくり言うと、けっこう性格の悪い女性でしたよね。あの橋本さんのクールビューティーな顔立ちが、憎たらしさを助長するというか」と笑い、こう続ける。

「憎まれ役を堂々と演じ切った橋本さんの存在感は“さすが”のひと言でしたし、このドラマで連ドラへの復活を鮮やかに印象付けたと言えるでしょう。もっとも、この5年は民放の連ドラに出ていなかっただけで、『西郷どん』『いだてん』と2作続けてNHKの大河ドラマにも出ていますし、主演映画も何本かありますから、休んでいたわけではないんです」

 さらに山下氏は、今後は橋本に、ポスト柴咲コウ(38)的なポジションでの活躍を期待しているという。

■強い眼力、長身、真っ直ぐな黒髪

 確かに神秘的で近寄りがたい雰囲気が、どこか似通っているようにも思える2人。柴咲は現在、女性向けブランドのプロデュース業が忙しいようで、そのせいか女優業はセーブ気味。椅子は空いていると言えるのかもしれない。

「柴咲さんは13年公開のアメリカ映画『47RONIN』でハリウッド進出を果たしました。橋本さんも強い眼力とスクリーン映えする165センチの長身、真っすぐな黒髪が印象的でハリウッドが注目してもおかしくない。18年にカナダのバンクーバー映画祭で主演映画の舞台あいさつに出席した際には、流暢な英語を披露したという話もありました。ハリウッド進出もあり得なくはない、なんて思っています」(山下真夏氏)

 橋本は、3月からWOWOWでスタートする「連続ドラマW パレートの誤算~ケースワーカー殺人事件」で主演を務めることが決定している。ハリウッドはさておき、今年は大活躍の年となることは間違いなさそうだ。