女王蜂、向井ドラマの主題歌熱唱 フジ系火9「10の秘密」

女王蜂、向井ドラマの主題歌熱唱 フジ系火9「10の秘密」

 4人組バンド、女王蜂が14日スタートのフジテレビ系「10の秘密」(火曜後9・0)のオープニングテーマ曲を担当することが7日、分かった。

 同作は、俳優、向井理(37)演じる主人公がまな娘を誘拐され、仲間由紀恵(40)扮する元妻の弁護士らが抱えるさまざまな秘密に翻弄されるサスペンス。女王蜂がドラマの楽曲を担当するのは、2015年のNHK BSプレミアム「独眼竜花嫁道中」の「鉄壁」以来4年ぶり。ゴールデン帯では初となり、謎めいたドラマの世界観にふさわしいミステリアスな新曲「BL」(2月19日発売)を完成させた。

 09年に結成された女王蜂は、性別も国籍も年齢もベールに包まれた4人組。中毒性が高い音楽とドラァグクイーンのような奇抜なスタイルが話題となり、12年の映画「モテキ」のテーマ曲「デスコ」でブレークした。

 昨年は映画「貞子」の主題歌「聖戦」を手掛け、今年も4月4、5日に千葉・幕張メッセで自身最大規模の単独公演を控えるなど、今最も勢いのあるバンドの1つだ。

 秘密をテーマにしたミステリアスな作品だけに、視聴者を誘うオープニング曲の制作を決めたというドラマの制作側は「相性が良いと直感的に思った」と説明。

 ボーカルのアヴちゃんは「お誘いをいただいたときは、とてもうれしかった。ミステリアスなオープニングを楽しんで。作った私たちも驚いているくらい、お気に入り。ぜひ楽しみましょう」と呼びかけている。

 ◆女王蜂(じょおうばち)

 ボーカルのアヴちゃん、ベースのやしちゃん、ドラムのルリちゃん、ギターのひばりくんの4人組。2011年9月にアルバム「孔雀」でメジャーデビュー。18年のテレビアニメ「東京喰種:re」のエンディングテーマ曲「HALF」がヒット。19年11月から初のホールツアーを展開中。