PS4 ProやXbox One X、いまアップグレードするべき?

買い換えたい気持ちをグッと抑えて。

最新のゲーム機って本当に魅力的です。さらに4Kテレビなんてあったら誰だって綺麗な映像で映画やゲームを楽しみたいはず。でも…PS4やXbox Oneを既に持っているけど4K対応のPS4 ProやXbox One Xに買い換えようか悩んでいる人、少し我慢したほうがよさそうです。

きっとPS4 ProとXbox One Xが好きな人はたくさんいると思います。人によっては友人や家族にまで買い替えをお勧めするかもしれません。でもそれらの後継機が約1年後に発売されると分かっていながら、4万円前後の決して安いとは言えないXbox One XやPS4 Proを今買う必要があるのかと疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

4K対応と60fps

PS4 ProとXbox One Xは既存のゲームソフトをさらに良い環境で楽しむことに特化しています。2つのゲーム機はアップスケーリング機能が搭載されているので、4Kに対応していないゲームでも画質がきれいになります。また、対応しているゲームタイトルは限られますが、4K HDRにも対応しています。例えば『Gears 5』『デス・ストランディング』『レッド・デッド・リデンプション2』などが遊べます。

この映像から分かるように、Xbox One Xでプレイする『レッド・デッド・リデンプション2』では、鮮明な映像が確認できます。しかし、ほとんどのゲームで60fpsを保つのが難しいように、本作でもフレームレートが30fpsに限定されています。つまりせっかくのAMD FreeSync supportや120HzTVモニターの意味が全く無くなってしまうんです。PS4 Proの場合ですと、4Kや60fpsに対応しているゲームソフトを見分けるのがややこしいんです。

魅力満載の次世代機

来冬発売が予定されているPS5やProject Scarlettでは、4K解像度や60fps出力、HDRに対応したゲーム体験が期待できます。さらに、これらの次世代機ではレイトレーシング対応も確実視されています。Project ScarlettとPS5では過去のゲームソフトが動作することに関しても期待したいところですね。さらに、両次世代ゲーム機はSSDを採用することも確認されているので、ロード時間が圧倒的に短縮されるのも大きな特徴です。ですが、ハード本体の価格や具体的な新機能、それから本体発売と同時に遊べるゲームタイトルはまだ謎に包まれています。