『キャッツ』日本語吹替版に山寺宏一、宮野真守、沢城みゆき、宝田明ら人気声優からレジェンドまでが集結!

引用元:Movie Walker
『キャッツ』日本語吹替版に山寺宏一、宮野真守、沢城みゆき、宝田明ら人気声優からレジェンドまでが集結!

名作ミュージカルを実写映画化した『キャッツ』(1月24日公開)の日本語吹替版キャスト第三弾が発表となり、山寺宏一、浦嶋りんこ、RIRI、宮野真守、沢城みゆき、山路和弘、宝田明らが新たに参加することがわかった。

【写真を見る】山寺宏一が吹替えを担当する、お尋ね者の猫“マキャヴィティ”

全世界累計観客動員数8100万人を記録し、世界中で愛され続けるミュージカルの金字塔を映画化した本作では『レ・ミゼラブル』(12)のトム・フーパー監督がメガホンをとり、ミュージカル界の巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーらが製作総指揮を務め、各界で活躍するキャスト陣が個性豊かな猫たちを演じる。

日本を含め世界で二か国のみが許可されたという吹替版では、主人公ヴィクトリア役に葵わかな、猫たちのリーダーであるマンカストラップ役を山崎育三郎、高橋あず美が劇中で名曲「メモリー」を歌うグリザベラ役に、ふとっちょのバストファージョーンズ役にロバートの秋山竜次が扮し、マジックが得意で気弱なミストフェリーズ役に森崎ウィン、鉄道をこよなく愛するスキンブルシャンクス役を大貫勇輔が、また美声とダンスですべての猫を虜にする自由奔放な猫ラム・タム・タガー役をOfficial髭男dismの藤原聡が演じており、猫たちの長老オールドデュトロノミー役に大竹しのぶが扮した。

このたび新たに日本語吹替版キャスト第三弾が発表され、『アラジン』(19)のジーニー役などでお馴染みの山寺宏一が神出鬼没でお尋ね者の猫、マキャヴィティ役を務め、舞台「レ・ミゼラブル」やミュージカル「メリー・ポピンズ」などで活躍する舞台女優の浦嶋りんこが昼間はぐうたらで夜は元気なおばさん猫のジェニエニドッツ役に、実力派若手シンガーのRIRIがテイラー・スウィフト演じる妖艶な雌猫のボンバルリーナ役を演じ、声優の宮野真守と沢城みゆきが盗みのプロで悪名高きコソ泥カップル猫のマンゴジェリー&ランペルティーザ役で名コンビぶりを見せ、ハリウッドスターの吹替えを多く務める声優の山路和弘が荒くれ猫のグロールタイガー役を担当する。

さらに、ディズニーアニメの名作『アラジン』(93)のジャファー役などでも有名な宝田明が、オリジナル版でイアン・マッケランが演じた老猫ガス役を演じるのも大きな見どころだ。日本を代表する実力派キャストたちが勢ぞろいした極上の日本語吹替版に、さらに期待が高まった!

<キャスト コメント>

●山寺宏一(マキャヴィティ役)

【世界で二カ国のみが許された吹替え版ですが、演じてみていかがでしたか?】

「参加出来て嬉しかったです!ミュージカルで観たマキャヴィティは、あまり姿を現さず歌ってもいなかったと記憶してるんですが、映画版ではしっかり出て来て歌も(少しですが)歌っているので、やりがいがありました!不気味で怖いだけじゃないんです」

●宝田明(ガス役)

【世界で二カ国のみが許された吹替え版ですが、演じてみていかがでしたか?】

「此の世に存する生命体は、全て喜怒哀楽を有する。

猫とて同じ事。彼が吐き出す言葉に少しく味付けをして、素直に挑戦した」

【ご自身が演じるキャラクターとの共通点は何かありますか?】

「老猫エンジン全開すれど、悲しいかな体力が、深い溜息が、人生を感じさせる」

●浦嶋りんこ(ジェニエニドッツ役)

【世界で二カ国のみが許された吹替え版ですが、演じてみていかがでしたか?】

「世界で二カ国のみ!に、吹替え収録後あらためて震えがきてます!最高に興奮して吹替えに挑みました!」

【ご自身が演じるキャラクターとの共通点は何かありますか?】

「私も夜行性で、夜の活動が活発。○キブリは食べないですが、ネズミは子供の頃ポケットに入ってました(笑)」

●RIRI(ボンバルリーナ役)

【世界で二カ国のみが許された吹替え版ですが、演じてみていかがでしたか?】

「ミュージカルも、映画の吹替えも初めての経験でしたので、とてもエキサイトしました!

ボンバルリーナは、妖艶な猫のキャラクターなので表現が難しかったですが、すべて本当に楽しくて、演じることの楽しさも知れた、とても素敵な機会でした!」

【ご自身が演じるキャラクターとの共通点は何かありますか?】

「ボンバルリーナのキャラクターは、私にはない側面をたくさん持ってるので、その分、初めての表現が多くて、演じていてとても楽しかったです!日本語版のボンバルリーナ、ぜひ楽しみにしていてくださいね!」

●宮野真守(マンゴジェリー役)

【世界で二カ国のみが許された吹替え版ですが、演じてみていかがでしたか?】

「「キャッツ」を観劇して大変感動し、衝撃を受けたので、このような形で携わることができて、本当に幸せです!」

【ご自身が演じるキャラクターとの共通点は何かありますか?】

「おどけ役でお調子者なところと、小心者なところでしょうか……(笑)」

●沢城みゆき(ランペルティーザ役)

【世界で二カ国のみが許された吹替え版ですが、演じてみていかがでしたか?】

「楽曲の中でキャラクターを作っていく作業は初めてで、1テイク毎に細かな演出をいただき、少しづつ形にしていきました。…我慢はしない気質のランペル!解放されるようで心地良かったです」

【ご自身が演じるキャラクターとの共通点は何かありますか?】

「…ぱっと、思いついたのは、相方のことが大好きなところ(笑)でしょうか。宮野さんとこうした間柄は新鮮で嬉しかったです」

●山路和弘(グロールタイガー役)

【世界で二カ国のみが許された吹替え版ですが、演じてみていかがでしたか?】

「歌だけ吹替るなんて、生涯ないと思ってた。選んでいただけて光栄でした。そして機会をくれたキャッツに感謝」

【ご自身が演じるキャラクターとの共通点は何かありますか?】

「ただの酔っ払いのオヤジみたいになったかなぁ、、だとしたら、それが共通点?」(Movie Walker・文/富塚 沙羅)