渡辺直美&サカナクション山口、「原宿」を深堀りする

引用元:オリコン
渡辺直美&サカナクション山口、「原宿」を深堀りする

 タレントの渡辺直美が、世界のファッションインフルエンサーの最前線を紹介する番組の新春2時間スペシャル『渡辺直美のナオミーツ in 原宿』が2日(後5:30~7:29)、NHK・BSプレミアムで放送される。

【写真】渡辺直美のほか、小森隼、ゆうたろうが出演

 舞台は「原宿」。東京オリンピックに向け、原宿を訪れる観光客は右肩上がり。東京ファッションの聖地として、原宿は個性を表現できる自由な街として注目されている。

 番組では街を巡り、世界に躍り出たインフルエンサー、AMIAYA、ショップ店員のSNSを活用したデジタル接客、世界で話題のボーイズカップルTaiki&Noahなど、さまざまな現象や人から「原宿」を深堀りする。さらに、直美は、ファッションウィーク開催中のミラノに飛び、年商10億、ハーバード大学の論文対象にもなったインフルエンサー、キアラ・フェラーニにインタビュー。日本人が知らない原宿の魅力に迫る。原宿を離れた大人世代には「今」の 現象や海外目線の原宿を知ることで新鮮な驚きを、若い世代には、新たな発見と人生を生き抜くヒントが見つかるかもしれない。

 スペシャルゲストとして、渡辺と原宿を探るのは、ロックバンド・サカナクションの山口一郎。異業種のアーティストや文化人と積極的に交流し、バンドの音楽活動の枠に留まらない幅広い活躍でも知られる。番組収録前に山口は、「出演の話をいただいた時は、僕にでるかな?と、一度は断ったが、こんな機会は二度とないだろうからやってみようと お受けしました」 と、語っている。

 トークでは、自身の下積み時代の話を披露し 「それはヤバイ 」と爆笑する直美に、「どこまで恥ずかしさを越えられるかって、夢を 追いかけるレベルの指針になる」などと、熱く語る。世界で活躍する原宿ファションアイコンのサクセスストーリーに触れ、山口は「ここ(世界)まで行けるのは勇気と 、あとは 執着心」「大義が大事」など、名言を連発。

 NYデビューが決まっている10代のデザイナーからの 「自分のやりたいことと、売れるもののバランスはどうとっているのか」という質問には、「変わらないままどう変わるかが大事」という言葉とともに、自身の経験を交えて分かりやすく真摯(しんし)に回答。懐の深さをみせる。

 昨年秋に開催されたミラノファッションウィークで、複数ブランドから招待された渡辺。海外の各メディアから取材攻めにあう様子や、セレブしか座れないランウェイの最前列に座る姿も紹介。そんな直美をミューズと崇めるミラノ発のデザイナーのショーを取材、日本のKawaii 文化 からインスパイアされているという今回のコレクションはミラノでも話題となった 。

 また、年商10億円とも言われ、ハーバード大学の論文で研究対象にもなったメガ・インフルエンサー、キアラ・フェラーニ のミラノのオフィスを直美が訪問。キアラからみた東京・原宿の魅力を聞き、日本人が知らない 日本 の ファッションやカルチャーの吸引力を紹介する。

■コーナーゲストは、小森隼(GENERAT I ONS from EXILE TRIBE)

 ストリートファッションが大好きという小森を待ち受けるのは、ショップ店員から、今や俳優にまで活動の場をひろげる、ゆうたろう。ゴールデンタイムのドラマに出演しながら、今でも原宿の古着店に店員として立ち続ける彼に、直美が理由を聞くと「僕の原点ですから」 と、サラリ。すると小森は 「カッコイイ! 言ってみたい原点。俺どこだろう原点?」とおどける姿も。

 直美と小森はゆうたろうの接客を体験。ゆうたろうの口から出たSNSを活用する「デジタル接客」というワードに、「 デジタル接客 !? いやぁ俺も結構ついていける方だと思ったんだけどなぁ…全然無理でした」と悔しがり、普段は着ないというカワイイ配色の洋服を選んでもらった際には、カワイイポージングを披露。持ち前の明るいキャラクターで番組を盛り上げる。