ディナーショー中止のマッチ 9年ぶりレコ大で“復帰”

ディナーショー中止のマッチ 9年ぶりレコ大で“復帰”

 体調不良のため23日からディナーショーを取りやめていた歌手の近藤真彦(55)が30日夜、TBS「第61回輝く!日本レコード大賞」に生出演した。

 日本レコード大賞(主催日本作曲家協会)は、7月に死去したジャニーズ事務所前社長のジャニー喜多川さん(享年87)に対して「特別音楽文化賞」を授与し、事務所で最年長タレントの近藤が故人に代わってセレモニーに登壇。東京・初台の新国立劇場で表彰盾などを受け取ると、「ジャニーさんがいなければ今の僕はいなかった。恩人です」とあいさつした。

 ディナーショーは大阪公演を22日に行ったが、翌23日は喉の痛みを訴えて中止。25~26日の東京公演を含む計5公演を取り止めて来年に延期した。

 この日はKAT-TUNの亀梨和也(33)も、昭和歌謡界を彩り、平成時代に亡くなった歌手を特集するコーナーに登場。3月に死去した萩原健一さん(享年68)を悼み、ザ・テンプターズ時代の曲「神様お願い!」を歌った。ジャニーズ事務所の所属タレントがレコ大に出演したのは、近藤が「ざんばら」で最優秀歌唱賞を受けた10年の第52回以来で9年ぶり。