町田啓太、初写真集に「普段の僕の120倍、詰め込んだ」

引用元:TOKYO HEADLINE WEB

 町田啓太が1日、都内で、ファースト写真集『BASIC』(光文社)の発売記念イベントを行った。駆けつけたファンたちと握手し写真集を手渡した。大阪、名古屋でも同様なイベントを行ってきた町田は「普段は俳優業をやらせていただいているので、なかなか面と向かってお話したり会える機会が少ないので、こういう機会はありがたい」とし、「これからの活力をいただいた気がする」と笑顔を見せた。

町田啓太、お気に入りの一枚は?

 イベント終了後、町田は発売会見を開き、写真集について改めて説明。

 初めての写真集を発売したことについて「不思議な気分」とし、「イメージ的には20代前半とか10代のうちの若さを切り取って残すのが写真集なのかなと勝手に思っていた部分があるんですが、僕のような年令(29歳)でさせていただけるという事だったので、僕らしくできればいいなと思ってスタッフさんとコンセプトからいろいろたくさん話し合わせていただいて、天才的な方々が集まってくださった。そのおかげで、普段の僕の100倍、120倍ぐらいの、増しのものを詰め込んだ写真集ができたんじゃないかと思って、すごくうれしいです」。

 写真集は東京のゴールデン街と町田の地元である群馬県で撮影した2部構成で、7月下旬から8月頭にかけて撮影。ゴールデン街では自身が好きな香港映画や韓国映画のテイストを日本で表現することを目指したといい、「新宿と群馬で差ができて、オンとオフじゃないですけど、東京で仕事だったり俳優業で頑張っている姿やその心持ちで撮った写真と、がっつり地元での撮影なので昔からの心持ちの表情や写真が撮れたらコントラストになるかなと思った」という。

 写真集では、恩師と同級生との座談会も掲載。焼肉を食べ、少しお酒も入って「僕も忘れていた記憶もたくさん呼び起こしてくれて、すごく楽しい座談会になった」。そして「淡い青春時代のことも入っているので、友達の口からしゃべられたときにはすごいドキドキしましたけど、僕のことを知ってもらえるような機会になったらいいなと思ってつくったのでドンドン入れていけたらと思っていました」と、振り返った。

 どのようなシチュエーションで見てほしいかと聞かれると、「僕の地元も紹介しているので、ちょっと群馬まで足を延ばしていただいて、ここで撮ったんだねとか、こういうところで育ったんだねというのを感じながら見ていただくのもいいかなと思う」と、“聖地巡礼”スタイルを勧めた。本サイトとのインタビューでは、実家に戻る際に利用している電車内でも撮影したこと明かしていたため、群馬に向かうときから、町田の『BASIC』を感じられそうだ。

 2019年について「写真集もそうですけど、初めてのことにチャレンジさせてもらった」と町田。さらに「来年30歳になる。20歳から芸能生活をさせていただいているので、いい振り返りをさせていただいた1年だったと思いますし、もっと頑張っていかなければと気が付いた1年でもありました。漢字一文字で示すなら、動。自分の感情も、仕事も動いたと思います」と、話した。