特集「2019年最高のホビーアイテムを手に入れろ」ベスト10発表!

引用元:Impress Watch
特集「2019年最高のホビーアイテムを手に入れろ」ベスト10発表!

 GAME Watchで初めてのホビー特集「2019年最高のホビーアイテムを手に入れろ」はお楽しみいただけただろうか? この特集は本稿を持ってラストになる。こちらでは掲載した記事のPVランキングベスト10を発表していきたい。

 特集では、様々なテーマで全50のアイテムを紹介したコーナーのメインコンテンツ「2019年最高のホビーアイテムを手に入れろ」の他、東京マルイと、ZEONIC TECHNICS(バンダイ新規事業室)にフォーカスした「メーカーズチョイス」、そしてホビーアイテムを集中的に取材した編集部オススメ記事「ホビー特選記事」の3つのコンテンツで様々な記事を掲載した。

 本稿で紹介するのは12月2日、特集が開始したときから日々追加した記事のベスト10である。このため前半に掲載した記事が有利だ。12月後半に掲載した記事も、「コスプレーヤー、パリピもエアガンを手にする時代だから求められる安全性への知識」 、「ザクを学生達が操縦する! 「ZEONIC TECHNICS体験会」開催」、プラモデルを一手間かけて格好良く作る、“素組み”のススメなどランキングの記事に負けず劣らず魅力的なものばかりなので、ぜひチェックして欲しい。

 「2019年最高のホビーアイテムを手に入れろ」は、20を越える記事を掲載したが全体的に非常に好評だった。下記バナーからコーナーのトップに行くことができる。ぜひ年末・年始にお楽しみ頂きたい。

■1位:2019年最高の美少女フィギュアはコレだ!(セクシー編)

 本特集の掲載記事第1位は「2019年最高の美少女フィギュアはコレだ!(セクシー編)」。2019年のGAME Watchでのホビー記事は美少女フィギュア関連がとても人気を集め、編集部としても積極的に取り上げていた。1位獲得はその象徴といえるかもしれない。

 商品の魅力はもちろんだが、記事のトップに配置されたララのフィギュアのお尻が多くの読者を引きつけたのは間違いないが、本記事を執筆した編集部・柳島氏の愛溢れるノリノリの文章にも注目して頂きたい。共感とドン引きの間を行き来する熱意のあるテキストだ。

■2位:総額1,000円でゲットできる超絶可動! 食玩「機動戦士ガンダム Gフレーム」

 2位となったのはライターの池氏による食玩「機動戦士ガンダム Gフレーム」のレビュー記事だ。食玩はコンビニで気軽に入手できる“ガンダムアイテム”である。記事を読んでコンビニに行きたくなる。こういった気軽さが多くの読者を得たのではないだろうか。

 池氏が“食玩最強のアクションフィギュア”と表現する「機動戦士ガンダム Gフレーム」はフレームとアーマーが別売で合わせることで食玩の枠を超えるアクションフィギュアとなる。2020年はメーカーのアプローチも取材してみたい。

■3位:なんかちょっとエロい「ドルフロ」の「スオミ」ちゃんが届きました!はじめてのフィギュア購入レポート

 “なんかちょっとエロい「ドルフロ」の「スオミ」ちゃんが届きました!はじめてのフィギュア購入レポート”は、編集部・柳島氏が“覚醒”した記事と言える。ゲームはもちろんだが、ホビーでもその手にしなくては本当の魅力はわからない。ゲームのレビューなどで自分の体験、気持ちを読者に語れる記者だからこそ、そのフィギュアレビューは面白いのだ。

 もちろんフィギュアとして表現された「スオミ」そのものの魅力が読者を引きつけた一番の理由だ。かわいらしく、そしてセクシーなモチーフを、フィギュアで見事に表現したその造形からは作り手の強い思い入れが感じられる。じっくり見つめ、その手で触れることでフィギュアの魅力は無限大にふくらむのだ。

■4位:「HG 1/144 ガンダムG40 (Industrial Design Ver.)」レビュー

 4位はゲーム、ホビーにおいてシャープな記事を書くライター・稲元氏の「HG 1/144 ガンダムG40 (Industrial Design Ver.)」レビュー。世界的工業デザイナー奥山清行氏率いる「KEN OKUYAMA DESIGN」が、デザインを行なったオリジナルのガンダムのプラモデルであり、ユーザーの注目が非常に高かった。現在品切れの状態であり、プレミアムバンダイで再販の受注が始まった。

 「HG 1/144 ガンダムG40 (Industrial Design Ver.)」の大きな魅力はその可動だ。関節設計を見直し、検証されたG40は従来のガンプラの概念を超えるほどに動き、多彩なポーズが可能だ。この技術が今後ガンプラに、そしてロボットデザインにどう影響していくかは楽しみにしたいところだ。

■5位:2019年最高のキャラクタープラモデルはこれだ

 正直、「2019最高」のカテゴリでは、ガンダムがトップかと思っていたが、美少女(セクシー)の次にランクインしたのは「マジンカイザーSKL」や、「グレートエクスカイザー」を扱った「2019年最高のキャラクタープラモデルはこれだ」だった。

 この記事では、シンカリオンやボトムズなども取り上げている。メーカーもグッドスマイルカンパニー、コトブキヤ、アオシマといったバラエティ溢れるもの。各社がそれぞれユニークなアプローチでプラモデル化に挑んでいる。ぜひ手に取り、組み立てて欲しい。

■6位:2019年最高のガンダムアイテムを手に入れろ! 前編

 「2019年最高のガンダムアイテムを手に入れろ!」は、弊誌の“鉄板ネタ”といえるガンダムアイテムの紹介である。2019年は「機動戦士ガンダム」40周年であり、様々なアイテムが発売されたり、イベントが開催された。今一度注目アイテムをチェックしよう。

■7位:2019年最高のミリタリーホビーはこれだ!

 「2019年最高のミリタリーホビーはこれだ!」は、軍用機プラモデルからエアガン、様々なミリタリーホビーアイテムを取り上げている。ミリタリーはゲームとの親和性が高いからこそ読者の人気を得たのだろう。ミリタリーホビーの魅力はその”リアル”な雰囲気にある。精密な造形をたっぷり楽しみたいところだ。

■8位:東京マルイ初の分隊支援火器「Mk46 Mod.0」が提示するエアガンの未来

 「Mk46 Mod.0」は、東京マルイ初の軽機関銃。1秒間で13発の射撃が可能で、弾倉には1,000発のBB弾を収納できる。1度に300発を装弾でき、サバイバルゲームで大きな存在感を示すことができる大型武器だ。記事では開発者のこだわりをたっぷり読むことができる。様々な新しい挑戦を行ったエアガンの未来を提示する商品だ。

■9位:2019年最高のロボットフィギュアを手に入れろ!

 こちらは完成品アクションフィギュアだ。プラモデルのように細かく自分で手を入れることはできないが、金属パーツを使用した関節や、しっかりした構造で、“遊ぶ”という意味では大きな魅力がある。昨今のものはクオリティも非常に高く、一流モデラーの作品のようなディテールを持った商品を手にできるのは非常に楽しい。

■10位:これが「ZEONIC TECHNICS」のザクか……! ジオン驚異のメカニズムが明らかに

 全身17個のサーボによって動く本格的なロボット「ザク」を、「ガンダム」の世界観に浸りながらプログラムやロボット工学を学べる教材が「ZEONIC TECHNICS」だ。今回の特集ページではこの教材の様々な活用も取り上げている。新しい時代を感じさせる教材であり、ぜひ関連記事もチェックして欲しい。

 惜しくも11位になってしまったが、「METAL STRUCTURE 解体匠機 νガンダム」のディテールに迫る!もぜひチェックして欲しい記事だ。本商品の担当者・野口勉氏が各ディテールの想いを語り、チェックすべきポイントなどを紹介してくれる。

 「METAL STRUCTURE 解体匠機 νガンダム」はホビー歴史に残るであろう超ハイクオリティな商品であり、「玩具を超えたインテリア(室内装飾)」を目指したアイテムである。写真を見るだけでその部品の密度に圧倒されてしまうだろう。

 もう1つ、こちらは筆者のワガママだが、「METAL BUILD エヴァンゲリオン2号機」レビューも読んで頂きたい。筆者自身の思い入れの強いアイテムで、記事では本商品の魅力に加え、作品外のアイテムを持たせ玩具ならではの遊びを提示している。ホビーレビューにおいて原作重視も大事だが、“どう遊んだか”も大事だと思っている。エヴァンゲリオンは色んな武器を構えさせイマジネーションをふくらませるのが楽しいキャラクターだと思う。自分ならどう遊ぶか、そういったことも想像して欲しい。

 今回初めてのホビー特集だったが、当初の予想以上に記事を掲載でき、かなりたっぷりなコンテンツとなった。ホビーはゲームとはまた違った楽しさを持つジャンルであるが、そのアイテムを手にして自分なりに手を加えたり、イメージをふくらませる楽しさがある。この年末、こだわりのアイテムを手にして楽しく過ごして頂きたい。 GAME Watch,勝田哲也