神山羊がアニメ「空挺ドラゴンズ」にOPテーマ提供、3月にデビュー作としてリリース

引用元:音楽ナタリー
神山羊がアニメ「空挺ドラゴンズ」にOPテーマ提供、3月にデビュー作としてリリース

神山羊の新曲「群青」が、1月よりフジテレビ「+Ultra」枠で放送されるアニメ「空挺ドラゴンズ」のオープニングテーマに決定した。

【写真】TVアニメ「空挺ドラゴンズ」ビジュアル (c)桑原太矩・講談社 / 空挺ドラゴンズ製作委員会(メディアギャラリー他2件)

「空挺ドラゴンズ」は、「good!アフタヌーン」で連載中の桑原太矩による同名マンガを原作とした作品。空と龍に魅せられた捕龍船クィン・ザザ号の乗組員たちの旅が描かれる。オープニングテーマを提供した神山は、「『群青』では無邪気な青さや自由気ままに旅をする様子を表現しました。サウンド面はダンスミュージックとしても歌謡曲としても聴くことができるように作りました」と楽曲に込めた思いをコメントしている。

また「群青」が3月4日に、神山のメジャーデビューシングルとしてリリースされることも決定。シングルは初回限定盤、期間限定盤、通常盤の3形態で販売される。初回限定盤に付属する特典DVDには10月から11月にかけて行われたツアー「ゆめみるこどもが目覚めたら」より、東京・EX THEATER ROPPONGI公演の模様を収録。期間限定盤はアニメジャケット仕様となっており、アニメのノンクレジットオープニング映像を収めたBlu-rayが付属する。さらに「空挺ドラゴンズ」の初回放送日である1月8日には、「群青」の先行配信がスタートする。

■ 神山羊 コメント
空挺ドラゴンズの原作を読ませて頂いて、滑らかな美しい線で描かれた絵と世界にすぐに引き込まれました。今回アニメ化するということで、迫力ある龍や人間味溢れるキャラクターたちが、実際に映像で動く姿を観ることができること、自分も楽しみにしています。
空の青色が美しく、きっと皆さまの記憶に残る作品に、音楽で関わることができたことを大変光栄に思います。アニメと共に『群青』を楽しんでいただけたら嬉しいです。
「群青」では無邪気な青さや自由気ままに旅をする様子を表現しました。サウンド面はダンスミュージックとしても歌謡曲としても聴くことができるように作りました。情景が浮かぶような音を楽しんで頂けたらと思います。

■ 桑原太矩 コメント
神山さんが空挺ドラゴンズと出会って、この曲が生まれたということが、まず何より嬉しいです。

初めてこの曲を聴いた時、上空の冷たい風と眩しい光を感じました。
そして、ふっと「漂流」という言葉が浮かびました。

「風を捕らえ 影を捉えて 旅を続ける」クィン・ザザ号の旅路はまさに漂流です(空挺ドラゴンズの英題はDrifting Dragons。Driftingもずばり漂流)。
そして、多くの若者の人生もまた、漂流です。

神山さんが見た「群青」という色は、「漂流」の色なんだと思います。自由で、広大で、心許ない、そういう色。

僕は、この曲が大好きです。

■ 吉平“Tady”直弘監督 コメント
初めてこの曲のデモを聴いたときに、ゾワゾワッと鳥肌が立つ感覚に襲われました。
僕らが作ろうとしているアニメの映像感覚が、そのまま音楽として表現されていることに強く驚き、その音楽感性の強烈さにそのまま一気に聞き惚れてしまいました。
新しくてチャレンジングでエモーショナルな楽曲展開に、共感性の高いメロディーが融合され、聞きやすいようでどこまでも深い!改めて聞き直して「この曲は、凄い!」と唸らされました。
神山羊さんのアーティステックな個性と「空挺ドラゴンズ」のエンターテイメントの楽しさが凝縮したこの「群青」は、ミカとタキタが暮らしている空の上の情景までもが見事に描かれています。この曲に出会えて、本当に良かった!!