ボイメン田中俊介、脱退&事務所退所 適応障害を公表「申し訳ない気持ちでいっぱい」

引用元:オリコン

 東海エリアを拠点に活動するエンターテインメント集団、“ボイメン”ことBOYS AND MENの田中俊介(29)が、きょう11月30日をもってグループを脱退するとともに、所属事務所フォーチュンエンターテイメントを退所することが公式サイトで発表された。田中は3月からグループ活動を休止していた。

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 公式サイトによると、昨年12月に「適応障害」と診断されたが、「完全に活動を休止せず出来る仕事は続けながら治療にあたりたい」と本人が希望したとし、医師の指導のもと、3月14日に「体調不良」としてグループ活動休止を発表しソロ活動を続けてきた。

 しかし、回復の兆しが見えず「これ以上メンバーや事務所、そしてファンの皆様、関係者の皆様に余計な心配や迷惑をかけたくないと、本人から申し出があり、何度も話し合い、熟慮した結果、脱退と退所という苦渋の決断に至りました」と説明。「ファンの皆様、関係者の皆様には大変急なご報告となりましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 田中も自身のブログを更新。「日に日にグループ活動が思うようにできなくなっていく自分がいました。そして、昨年12月に病院で適応障害と診断されました。自分でもよく分からない、経験したことのない症状に戸惑い悩みました」と苦悩していたことを打ち明け「そのタイミングで本当のことをちゃんとお伝えしたかったのですが、色々熟慮した結果、体調不良のためという発表しか出来ずに、余計な心配や憶測、ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした」とファンにお詫び。

 続けて「回復に向けて努めてまいりましたが、気持ちとは裏腹に一向に回復の兆しが見えませんでした。月日が経つにつれ、こんな状態にも関わらずBOYS AND MENと名乗ることに対しての心苦しさ、このまま迷惑をかけ続けることへの申し訳なさがどんどんと増していき、誠に勝手ではございますが、最終的に脱退、退所という決断をさせていただきました」と説明した。

 初期メンバーの田中は「結成時から約10年間全てを捧げ愛情を注いできたBOYS AND MENからこのようなかたちで離れることになるとは私自身も想像もしていませんでした。復帰を信じ待ってくださっていた皆様、私の帰る場所を守ってくれていたメンバーのみんなを裏切ってしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と胸中を吐露。

 今後については「改めて自分自身と向き合いながら、フリーランスで役者として活動していきます。皆様がいて自分が存在します。感謝の気持ちを忘れず、皆様に応援していただけるよう精進します」と記した。

 BOYS AND MENも「メンバー9名で更なる飛躍を目指し、ボイメンらしくガムシャラに夢に向かって走り続けます」としている。