新幹線で息子を怒鳴り「自己嫌悪」と告白…安田美沙子の行動は悪いこと?

新幹線で息子を怒鳴り「自己嫌悪」と告白…安田美沙子の行動は悪いこと?

 タレントの安田美沙子(37)が16日、自身のインスタグラムを更新し、新幹線で息子を怒鳴ってしまったことを告白。「怒鳴っちゃいけない、怒鳴っちゃいけない。。そう誓ったのに、新幹線で怒鳴ってしまって自己嫌悪」とつづった。その後、頭が混乱してしまったらしく、人目をはばからず、泣きながら夫に電話したことを明かした。

 確かに、電車内でダダをこねたり、泣いている子供を見かけることもある。ベビーカーや子連れの乗車トラブルはSNSなどでもたびたび話題になっており、窮屈な思いをしている親も少なくないようだ。

 実際、今回の安田の告白についてネット上の投稿を見ると、〈そういう時あるよ〉と擁護派の方が多いようだが、〈公の場で子供を叱ったり、放置したりする親の方がどうかしていると思う〉といった批判的なコメントも。

 安田は2014年にデザイナーの男性と結婚し、17年5月に第1子長男を出産。年齢は2歳半ということになる。新幹線で息子を怒鳴った安田は悪いのだろうか。

 中学1年の娘と小学5年の息子を子育て中のラジオパーソナリティー・沖直実氏は「安田さんがどれくらいの勢いで怒鳴ったのか実際に見ていないので断定的なことは言えませんが……」と前置きしながらこう言った。

「今はあまり他人が子供を叱ってくれない時代です。泣いた子をあやしたり、場合によって叱るのも親の務めだと思います。ただ、それも程度の問題です。怒りにまかせて大声で怒鳴ったり、長時間にわたって叱るのは電車内の他の乗客が不快に思うかもしれません。また、2歳も過ぎると赤ちゃんにも少しずつ自尊心が芽生え始めます。ピシャリと一言きつく叱ったら、連結部分など目立たない場所に移動してからどうして泣いたらダメなのかを優しく説いてあげるといいと思います。つまり、フォローも大切だということです。といっても、周囲の冷たい視線を感じて慌ててしまった安田さんの気持ちもよく理解できます。一概に良し悪しを決められないところが子育ての難しいところですね」

 正解のない問題だからこそ、安田もインスタに切実な悩みをつづったのかもしれない。