俳優ディーン・フジオカ(39)主演のフジテレビ系連続ドラマ「シャーロック」(月曜午後9時)の16日放送の最終回の視聴率が、9・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが17日、分かった。前回の8・8%より1・0ポイント、アップした。
【写真】「シャーロック」制作発表会見の岩田剛典、ディーン・フジオカ、佐々木蔵之介
初回から12・8%、9・3%、9・9、10・6、9・3%、8・3%、9・9%、8・9%、9・9%、8・8%だった。
アーサー・コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズが原作。ディーンは犯罪捜査専門のコンサルタント誉獅子雄(ほまれ・ししお)役。バディを組む精神科医・若宮潤一を岩田剛典(30)、警視長捜査一課の警部・江藤礼二を佐々木蔵之介(51)が演じている。
最終回で、獅子雄(ディーン)と若宮(岩田)は拘置所から、かつて獅子雄の推理により拘置所に送った元警視庁捜査二課の職員・市川利枝子(伊藤歩)を含む男女4人の被告が脱走したニュースを見ている。看守が手引きしていたらしいが、獅子雄は内部に協力者がいないと脱走は無理だと、平然としている。
そこに、ベイカーハイツの管理人、波藤園美(かたせ梨乃)が家賃を取り立てに来た。獅子雄を見た園美は「同居は禁止している」と2人の関係を尋ねる。すると、獅子雄は「友人だ」と答えた。「数日中には支払う」と若宮が言うと、獅子雄は、約束が守れなければ自分のバイオリンを渡すと約束。若宮は獅子雄の口から友人と言われたことがうれしかった。
そんな時、新たにすべての脱走犯たちの名前が判明したというニュースが流れ、その中に「守谷」の名を見た獅子雄の表情が硬くなる。
一方、警視庁では江藤(佐々木)が刑事部長と副総監(篠井英介)に呼び出され、あるミッションを与えられていた。明かされていく江藤の知られざる顔。獅子雄と江藤の間には決定的な溝が生まれていた。
ディーン「シャーロック」最終回最強バディ9・8%
引用元:日刊スポーツ