田村優、W杯の相手が南アフリカじゃなければ「余裕で勝ってました」

引用元:スポーツ報知
田村優、W杯の相手が南アフリカじゃなければ「余裕で勝ってました」

 ラグビーW杯で日本代表史上初の8強入りに貢献したSO田村優(30)=キヤノン=が13日放送の日テレ系「アナザースカイ2」(金曜・後11時)に出演。母の実家がある沖縄を訪問した。

 W杯では51得点を決め、得点ランキング4位につけた田村。MCの今田耕司から「(相手が)南アフリカじゃなかったら」と聞かれ、食い気味に「勝ってました」と一言。続けて「余裕で勝ってました」と自信ありげに言い放ち、南アフリカについて「意味わかんないぐらい、でかいんですよ。めっちゃ怖いですもん」と続けた。

 シーズンオフは必ずと言っていいほど沖縄に帰ってくるそうで、「家族で会う時もこっちで会います」と明かした。高校時代からラグビーを開始。それまではサッカー少年だったそうで、ラグビーを始めた理由について「スポーツ選手になりたくて、なんかラグビーだったら行けるっていう感覚があって、ラグビーで最後まで行くって高校生の時に決めてましたもん」と当時を振り返った。そして「結局何をするにしても決めるのは自分なので、わがままであっても成功させればわがままじゃなくなると思ってます。失敗しようが成功しようがやっぱりしたいようにしたいんで」と自身の考え方を語った。

 また、地元でラグビーをする子供たちの練習にも飛び入り参加。そのなかで南アフリカについて聞かれると「南アフリカ、弱かったよ」と冗談めかした上で「強かったよ。めっちゃ強かった」と笑いながら答えた。

 田村は今後の目標について「まずは日本一になりたいですね」とポツリ。続けて「いまはそれ以外のW杯出るとかベスト8行くとか、ふつうの選手がなかなか経験できないことを経験しているんですけど」とした上で「日本一のチームにはなったことがないんでそこは取りたい」と意気込んだ。

 4年サイクルで目標を考えているそうで「日本から離れるのもチャンスがあれば行きたいです」と海外への意欲も。「W杯行くにしろ行かないにしろ4年間はいいチャレンジ、いい目標をもってもう一回やりたいと」と語った。

報知新聞社