栗山航、新派初参加「あいさつは大きく、元気に」

引用元:日刊スポーツ
栗山航、新派初参加「あいさつは大きく、元気に」

男劇団青山表参道Xの栗山航(28)が13日、都内で、初春新派公演「明日の幸福」「神田祭」(来年1月2日初日、東京・三越劇場)の会見に、水谷八重子(80)、波乃久里子(74)らと出席した。

栗山は新派初参加。「恐怖感は少々、ありましたが、控室で話した時に緊張は抜けました。この日が大先輩たちとの初顔合わせ。新派ならではの習わしなど、これからたくさん学ばせていただくことがありそうです。あいさつは大きく、元気にやっていきたい」と語った。

一方、水谷は芸能生活65周年、波乃は初舞台から70年。水谷は「母(初代水谷八重子)のインタビュー記事で『やっぱり歳を重ねないと役の理解が出来ないことがある。経験を積んで自分の体が覚えて、重みが出てくる』といった内容の記事を読み、本当にそうだな、と。母の気持ちが分かった。身に染みて分かった、というような思いです」。

波乃は「先代の八重子先生が常に『久里子ちゃんはいつも新人でいなさい。そしてベテラン女優と呼ばれたら恥と思いなさい』と言っていました。この頃、ベテラン女優と紹介されることが多いので、常に新鮮な気持ちを忘れないことを肝に銘じ、真っ白なキャンパスのような思いで臨みたい」と語った。