MSI、「AMD Radeon RX 5500 XT」搭載ビデオカード2製品を発売決定!

引用元:Impress Watch

 MSIは、AMDの最新メインストリームグラフィックスチップ「Radeon RX 5500 XT」を採用したビデオカード「Radeon RX 5500 XT MECH 8G OC」を12月18日11時に発売する。価格は25,000円(税別)前後。

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 また、グラフィックスメモリを4GBに下げ、コストパフォーマンスを重視したモデル「Radeon RX 5500 XT MECH 4G OC」も年内に発売を予定している。価格は21,000円(税別)前後。

 本商品は、MSI独自設計基板と冷却機構の採用により、オーバークロック動作を実現したビデオカード。「AMD Radeon RX 5500 XT」は、クロックあたりの性能を向上させるとともに電力効率を引き上げ、より高クロックな動作を可能にしたGPUアーキテクチャ「RDNA」を採用したNavi 14コアを備え、1,408基のストリーミングプロセッサをTSMCの7nmプロセス技術で統合している。メモリインターフェースには128bit幅のGDDR6を採用し、14Gbpsのメモリ帯域を実現するグラフィックスメモリを搭載。PCI Express 4.0 x8に対応し、第3世代AMD Ryzen ThreadripperやRyzenプラットフォームの性能を引き出すことができる。

 「Radeon RX 5500 XT MECH 8G OC」は、MSI独自設計基板に、MSI独自の冷却機構であるトルクスファン3.0×2基によるデュアルファン構成を採用している。トルクスファン3.0は、分散型のファンブレードのひねりをさらに大きくすることでエアフローを加速し、冷却効率を向上させるとともに、従来型のファンブレードが大型ヒートシンクへのエアフローと空気の拡散を最大化し、GPUやメモリ、電源回路の冷却性を高め、安定したオーバークロック動作を実現する。これにより、本製品では、ベースクロック1647MHz、ゲームクロック1733Hz、ブーストクロック1845Hzのオーバークロック動作を実現している。また、基板背面にはカードのたわみを防止するバックプレートを備えている。一方、「Radeon RX 5500 XT MECH 4G OC」は、グラフィックスメモリを4GBに下げたコストパフォーマンス重視モデルとなっている。

 両製品とも、MSIのオールインワンセットアップツールであるDragon Centerに対応。ディスプレイ出力にはHDMI2.0b×1とDisplay Port1.4×3を備え、最大4画面出力が可能で、Multi-GPUにも対応している。また、AMD独自の画面同期技術であるAMD FreeSyncテクノロジーにも対応しているほか、MSI独自ユーリティティのAfterburnerによって、システム環境に応じてさらなるオーバークロックを試みることも可能だ。

【主な仕様】【Radeon RX 5500 XT MECH 8G OC】【Radeon RX 5500 XT MECH 4G OC】

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