西武ライオンズ、新入団選手発表会 ドラ1宮川選手の背番号15に 辻監督の印象は「予想より黒い」

引用元:オリコン

 西武ライオンズは12日、埼玉県所沢市内で『2019 ドラフト新入団選手発表会』を開催。ドラフト1位の宮川哲投手(24)の背番号が15に決まったことを発表した。

 真新しいユニホームに身を包んだ新入団選手たち。あいさつで宮川選手は「セールスポイントは強い気持ちで三振を取ることです。目標は負けない投手。大事な場面で任されて大事な場面でしっかり抑えられる投手になりたい」と誓った。

 辻発彦監督は「あっという間に1年が経ち、また9人の新人を迎えることになりました。話を聞いてますと、私の頭の中では期待しかありません。本当に楽しみです」と話した。続けて「ライオンズのよさ、それはチームとしての明るさであったり、一人ひとりのキャラクターの面白さ。野球を楽しむ意味でいいチームになってきております。きょうは12月12日、イチニ、イチニと彼たちには一歩ずつ前に進んでもらいたい。ライオンズが日本一に届くように、将来のライオンズを背負ってもらえるように頑張ってもらいたい」と激励した。

 また、宮川選手は対戦したい打者について「ライオンズの打者。12の中で1番いいと思っている。紅白戦などあると思うので、その中で抑えられたらほかの球団の打者も抑えられると思う。抑えたいと思っています」と自チームの選手に対して宣言。辻監督の第一印象については「うわさでは黒いと聞いていたのですが、きょう実際にお会いして予想より黒いなと思いました」とトーク力も“即戦力級”の実力を見せつけた。

 辻監督は「控室で黒いことだけは言うなと言ったんですけど、やっぱり出ました…」と新入団会見での“鉄板ネタ”化していることに苦笑い。そのほかの選手からは絶賛の嵐だったこともあり「かゆい思いをしました。ありがとうございます」と朗らかに笑っていた。

■新入団選手の背番号
1位:宮川哲投手(24・東芝)背番号15
2位:浜屋将太投手(20・三菱日立パワーシステムズ)背番号20
3位:松岡洸希投手(19・武蔵ヒートベアーズ)背番号47
4位:川野涼多内野手(18・九州学院高)背番号56
5位:柘植世那捕手(22・Honda鈴鹿)背番号37
6位:井上広輝投手(18・日大三高)背番号41
7位:上間永遠投手(18・徳島インディゴソックス)背番号64
8位:岸潤一郎内野手・外野手(23・徳島インディゴソックス)背番号68
育成1位:出井敏博投手(22・神奈川大)背番号120