宮川花子を襲った多発性骨髄腫とは…

引用元:スポーツ報知

 今年6月から体調不良のため舞台を休演している夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」の宮川花子(65)が11日、大阪・なんばの吉本興業で夫の宮川大助(70)とともに会見し、血液のがんの一種「症候性多発性骨髄腫」で入院し、闘病生活を送っていることを公表した。

 ◆多発性骨髄腫 血液細胞の一つ「形質細胞」が、がん化して異常に増え、役に立たないタンパク質を大量に作るなどして発症するがんの一種。正常な血液が減少するため、貧血によるだるさや息切れのほか、頭痛や肺炎、骨がもろくなるなどの症状が出る。会見に同席した奈良県立医科大学附属病院の医師・天野逸人氏(58)は、「花子さんは、胸椎の腫瘤(しゅりゅう)が神経を圧迫して、下半身不随の状態になっていた。骨も普通では簡単に折れないが、右目の周りの骨や左鎖骨が折れていた」と説明した。

報知新聞社