YOSHIKI、コロナ禍で公演中止の音楽関係者に1000万円寄付

YOSHIKI、コロナ禍で公演中止の音楽関係者に1000万円寄付

 米ロサンゼルスに在住するX JAPANのリーダー、YOSHIKIが、自身が運営する基金を通じ、世界中の音楽関係者を支援する「COVID-19救済基金」に対して10万ドル(約1000万円)を寄付したことが30日、分かった。

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 同基金は、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置による公演中止の影響を受けた音楽関係者を支援するために、グラミー賞の主催で知られるレコーディング・アカデミーとその関連慈善団体MusiCaresが設立。YOSHIKIは先日にも感染拡大で国家非常事態宣言した米国に対し、食料の購入費用として総額2万4000ドル(約260万円)を寄付していた。

 YOSHIKIが発表したコメントは以下の通り。

 自粛を要請されている期間は、ファンの為にも公演を控えた方がいいのでは、と今までも呼びかけていますが、もちろんそれに伴う経済的なダメージの大きさは、経験上、相当なものだと考えられます。今回の件では、エンターテインメント業界だけでなく、いろいろな業種、様々な立場の方々が危機に瀕していると思われます。そのような中で、音楽の世界に身を置く1人として、日本も含めた世界中の音楽関係者の窮地を救う手助けが出来れば…という思いで、今回、この『COVID-19救済基金』に寄付をさせていただきました。

 COVID-19が及ぼしている危機は、日本だけではなく世界的な問題です。自粛や我慢という感染の拡大を抑える努力により、1日も早く事態が終息し、エンターテインメント業界も再び活気を取り戻すことを心より祈っています。