日テレ幹部、4月改編は「有吉の壁」などで「テレビを見てくれなくなった若い層にリーチしていきたい」

引用元:スポーツ報知
日テレ幹部、4月改編は「有吉の壁」などで「テレビを見てくれなくなった若い層にリーチしていきたい」

 日本テレビの小杉善信社長(66)の定例会見が23日、東京・汐留の同局で開かれた。

 昨年まで6年連続で年間視聴率三冠王を獲得中の同局。今年も1、2月と2か月連続で三冠王を継続中の“勝ち組”らしく、改編率全日(午前6時~午前0時)で5・8%と、ごく小規模なものとなった4月改編について、小杉社長は「新年度が始まるということで、タイムテーブルの強化を重要視しました。新視聴率指標も全国的な展開が始まる。従来から言っております個人視聴率へのシフトの中、幅広く見ていただけるコンテンツをタイムテーブルに並べ、視聴者、クライアントから支持を受ける局でいたい」とした。

 編成担当の福田博之取締役は「編成の現場としては若い人たち、中々、テレビを見てくれなくなった潜在コア層、次世代の層にリーチしていきたい」と気合。「特に『有吉の壁』を様々な層に見ていただきたい」と番組名を挙げた。

 同局の4月改編の目的は「地上波タイムテーブルの『新化』と『深化』とテレビを『オフからオン』にしてもらえる積極視聴コンテンツの編成」。目玉としては、特別番組として13回の放送実績を誇る有吉弘行(45)の「有吉の壁」を水曜午後7時のレギュラー番組として投入。「純度100%のお笑いバラエティー」(田中宏史編成部長)で新たな視聴者の獲得を目指す形となる。 報知新聞社