霜降り・粗品を挑発した新R―1・野田 過激発言が話題にならなかったワケ

引用元:東スポWeb
霜降り・粗品を挑発した新R―1・野田 過激発言が話題にならなかったワケ

 8日に行われた「R―1ぐらんぷり2020」で、「マヂカルラブリー」野田クリスタル(33)が優勝したのは昨報どおり。記者会見で野田は、昨年優勝した「霜降り明星」粗品に対し、過激なコメントで挑戦状を叩きつけたが、なぜかほとんど話題にならなかった。

 野田はR―1だけではなく、「マヂカルラブリー」として「M―1グランプリ」「キングオブコント」でも決勝進出を果たしている。以前から「トリプルチャンピオンを目指したい!」と宣言していた。

 そこで会見でも「トリプルチャンピオンに向けての意気込みは?」と聞かれ、こんなふうに回答した。

「実はトリプルチャンピオンにリーチかかっているのが、『霜降り明星』の粗品なんです。なので粗品をとりあえず殺すしかないか、と。今年、キングオブコントに出られたらちょっと危ない気がする。もし優勝したら僕の影が薄くなるので、そうさせないように殺します!」

 一昨年のM―1、昨年のR―1と連続で優勝した粗品は今年、「雨上がり決死隊」蛍原徹とフジテレビ・三田友梨佳アナウンサーとともにR―1のMCを務めるなど、大出世を果たした。そこに野田は過激なコメントでかみついたわけだが…、なぜかこの挑戦状、ほとんど話題にならなかった。

「確かにコメントは面白かったし、普段なら“粗品を殺す!”と面白おかしく報じてもいいんだけど、今回のR―1は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、無観客開催になった。そんな大会で“殺す”という言葉はなかなか放送しづらい」(ワイドショー関係者)

 もちろん野田にとって粗品は同じ吉本興業所属の後輩。ジョークのつもりでかみついたのだろうが、“国難”とも言われる時期に話題にするのは難しかったようだ。