桃井かおり、松たか子、満島ひかり…歌っても素晴らしい日本の女優といえば?

引用元:TOKYO FM+
桃井かおり、松たか子、満島ひかり…歌っても素晴らしい日本の女優といえば?

高橋みなみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「高橋みなみのこれから、何する?」。毎週水曜日は、音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんとお届け。3月4日(水)の放送では、“歌う女優”特集をお送りしました。

今回は伝説のミュージカルスター、ジュディ・ガーランドの晩年を描いた映画「ジュディ 虹の彼方に」(3月6日(金)公開)で、自ら歌い、鬼気迫る演技を披露したレネー・ゼルウィガーがアカデミー賞主演女優賞を獲得したことにちなみ、“歌う女優”特集を実施。

番組前半ではレネー・ゼルウィガーのほか、グウィネス・パルトロウやスカーレット・ヨハンソンなど海外女優の楽曲を紹介し、特集では日本人女優の名曲をオンエア!

◆いしだあゆみ「私自身」

いしだあゆみさんは、もともと歌手としてデビューし、「ブルー・ライト・ヨコハマ」などのヒット曲を持ち、紅白歌合戦にもたびたび出演。この曲は、そんな彼女が1977年に“いしだあゆみ&ティン・パン・アレイ・ファミリー”名義でリリースしたアルバム『アワー・コネクション』からの1 曲です。このアルバムは細野晴臣さんや山下達郎さんらが参加した「シティポップの名盤」だそうで、なかでもこの曲は「クールなモノローグがカッコいい!」と芳朗さんは評します。

◆桃井かおり「ザ・レディー」

これは桃井かおりさんが1986年にリリースしたアルバム『KAORI SINGS THE LADY』から。いかにも桃井さんらしいムーディーかつ大人な仕上がりに、たかみなも「色っぽい!」と声を上げます。

◆竹下景子「ジャスミンティーとゴロワーズ」

これは、竹下景子さんが1982年に発表したアルバム『WHAT EVER HAPPENED TO KEIKO?』の収録曲です。当時、竹下さんは「お嫁さんにしたい女優No.1」と言われていたそうですが、この曲は「そんな清純派のイメージを裏切るような密会ソング」。とはいえ、「曲調はメロウで爽やか。コアなシティポップ好きからの評価が高い曲」と芳朗さん。

◆松たか子「愛が私に教えてくれたこと」

この曲が収録された2003年発売の『home grown』は、旦那さんであるギタリスト・佐橋佳幸さんが初めて全面プロデュースしたアルバムだそう。松たか子さんといえば、いまや「アナと雪の女王」のイメージが強いですが、芳朗さんは「ポップシンガーとしても素晴らしい作品をたくさん残している」と言い、なかでもこの曲は「スティーリー・ダンのようなAOR歌謡で素晴らしい」と絶賛。