水樹奈々を360度から感じる!? “バイノーラル卒業式”に挑戦!

引用元:TOKYO FM+
水樹奈々を360度から感じる!? “バイノーラル卒業式”に挑戦!

声優・歌手として活躍する水樹奈々がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「水樹奈々のMの世界」。3月2日(月)は、イヤフォン・ヘッドフォン聴取を推奨するバイノーラル企画をお届けしました。今回のテーマは「卒業式」ということで、水樹がさまざまなシチュエーションで、同級生や後輩を演じたのですが……。

水樹「懐かしいですね~。ちゃんとありましたよ、私にだって青春が。イケてるAグループの人たち? 学園ヒエラルキーの頂点にはいませんでしたけれど、真ん中あたりにいたので、それなりに楽しい思い出はありましたから(笑)。

でも、今思うとやり残したこともたくさんあるわけです。大人になった今だからこそ、こういうことができたかもしれない……みたいなこともあるのでね。そこで、こんなスペシャル企画をお届けしたいと思います」

【水樹奈々 バイノーラル卒業式!】
これまで幾度となくチャレンジしてきた“バイノーラル企画”。バイノーラルとは、立体音響・360度・臨場感あふれるサウンドをお届けできるもの。今回もスタジオに、バイノーラルマイクを設置して収録が行われました。

(各設定を踏まえ、水樹がアナタのまわりを行ったり来たり、近づいたり離れたりしながら演技している様を想像して、読み進めてみてください)

【設定1】卒業証書の筒の音が響き渡る空に涙……
卒業証書を受け取った水樹。3年間お世話になった母校に別れを告げ、卒業証書の中身をあらためて見るため、筒のフタを開ける。何度でも聴きたくなるあの音。その音が、これからの自分の進む道への背中を後押ししてくれるようで、思わず涙。まさに青春の1ページです。

水樹「今日で卒業か~。なんだかんだ楽しかったなーって思うんだよね。そして、恋もしたよね~。うまくいかなかったけど……。だって、先輩に彼女いるんだもん。そのあとも好きになる人はいなかったな、私。まぁでも、楽しかったよ。充実した3年間だったな。あらためて、卒業証書でも見てみようかな~。
<ポン!(筒を開ける音)>
あ、いい音鳴るねー。
<ポン!>
あ、癖になってきちゃったな……。
<ポン!>
この青空に、
<ポン!>
響き渡って、
<ポン!>
私の門出を祝ってくれているようだわ!
<ポン!>
なんか、シャンパンが開く音みたい!
<ポン!>
セレブになった気分で……(笑)」

【設定2】友人達との寄せ書きの交換&記念撮影
友人との寄せ書き交換。楽しかったときも悩んだときも、一緒にいてくれた友人へ、感謝のメッセージを綴る大事な時間。メッセージを耳元で読み上げつつ、最後はスマホで自撮り。まさに青春の1ページ。

水樹「卒アルにメッセージ書き合いっこしない? なんて書こうかな~、そうだな~。
<シュシュシュシュ……(サインペンで書く音)>
あ、見ちゃダメだよー、まだ書いてるから~。
<シュシュシュシュ……>
だから、見ちゃダメだってー。
<シュシュシュシュ……>
できたー! え!? なんて書いたか? あとで読んでよ、恥ずかしいから。……しょうがないな~。

(耳元でささやく)本当に……いつもありがとう! これからも、ずっと仲良しでいてください。

じゃ、スマホで写真撮ろ!(ギュッと顔を寄せ合い)大丈夫かな? はい、チーズ!<パシャパシャ……(連写音)>ありがとう。大切にするね!」

【設定3】先輩の第2ボタンを狙え!
大好きな部活の先輩。今日は卒業式、先輩の第2ボタンが欲しい。校門で待ち伏せし、胸の第2ボタンを引きちぎる、あの青春の1ページ。

水樹「(遠くから駆け寄ってくる)先輩~! 帰っちゃったらどうしようかと思ったの。会えてよかったー。先輩がいたから、いろんなことを頑張れたんです。なので、思い出に第2ボタンをもらってもいいですか? ……え? 自分で取ってもいいって? えー、ドキドキしちゃう、どうしよう……。じゃあ、いただきます!

(強引にボタンを奪い取る)えっ、結構かたい! 取れない! かたいよ、先輩っ! えっ? 他のボタンもくれるの? じゃあ、1番上のボタンももらっていいですか? 顔に近いからドキドキしちゃうな。え? 他のボタンもいいんですか? じゃあ、“胃袋を掴むといい”って言うから、3番目のボタンももらいまーす! 先輩、ありがとう。いい思い出ができました。卒業おめでとうございます!」

以上、3つのシチュエーション、いかがでしたか? スピーカーで聴いていた方や聴き逃してしまった方は、radikoのタイムフリーで、イヤフォン・ヘッドフォンであらためて聴いてみてください。ドキドキしますよ!

(TOKYO FM「水樹奈々のMの世界」2020年3月2日(月)放送より)