染谷将太 誰も見たことのない信長 シルエットから本格登場へ 大河ドラマ「麒麟がくる」

引用元:中日スポーツ
染谷将太 誰も見たことのない信長 シルエットから本格登場へ 大河ドラマ「麒麟がくる」

 8日放送のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜午後8時)に、いよいよ染谷将太(27)が演じる織田信長が本格登場する。前週の1日放送の中では、仲間と船釣りに出た信長のシルエットが映り、明智光秀(長谷川博己)が眺めるシーンが映し出されていた。

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 信長が大河ドラマに出てくるのは、56作目「おんな城主直虎」で市川海老蔵が演じて以来3年ぶり19度目で通算18人目。3作目「太閤記」の高橋幸治をはじめ名だたる俳優が演じてきた。ただ一人、藤岡弘、が2度演じている(19作目「おんな太閤記」、27作目「春日局」)。

 染谷は、「まさか自分が信長役を演じる日が来るなんて思ってもいませんでした」。スタッフからは「革新的な織田信長をゼロからつくりたい」と言われ、「喜びと同時に責任も感じています」とコメント。

 これまでは、「うつけもので、ちょっと荒くれ者で、カリスマ性があるけど、謎。得体の知れない、化け物感みたいなもの」を感じていたという。今回は、「ピュアすぎるがゆえに狂気的に見えてしまい、周りからは理解されず、孤独になっていく人物。ぶれないピュアさを根底に持っていますので、それを死ぬまでずっと持ち続けたい」と抱負を明かした。

 落合将・制作統括は、「染谷翔太さん演じる織田信長(登場時15歳)は今まで誰も見たことのない織田信長。ひと言でいうと『強さと弱さを合わせ持った信長』」という。本能寺の変まで、ドラマのキーマンとして注目されそうだ。