石原さとみ、“新人”西野七瀬と主演ドラマ撮入 病院内のシーンからスタート

引用元:オリコン
石原さとみ、“新人”西野七瀬と主演ドラマ撮入 病院内のシーンからスタート

 女優の石原さとみが、4月9日スタートの主演ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(毎週木曜 後10:00)のクランクインを共演の女優・西野七瀬とともに迎えた。日本の連ドラ初となる病院薬剤師を主人公としたドラマで葵みどり役の石原と、彼女が教育担当となる新人薬剤師・相原くるみ役の西野が、主戦場ともいえる萬津(よろず)総合病院のシーンから撮影を開始した。

【別カット】石原さとみと西野七瀬の共演シーン

 朝から冷たい雨が降る悪天候を吹き飛ばすほどにキャスト、スタッフの士気は高く、石原と西野がスタッフに紹介されると大きな拍手が鳴り響き、院内は熱気に包まれる。最初の撮影は、くるみの教育担当になったみどりが、くるみを連れて入院患者の投薬状況をチェックしに回るシーンから。真摯に丁寧に一人一人の患者と向き合いながらも、病室から病室へはかなり早足で移動するみどり。くるみは小走りになりながら懸命についていく。

 病室はスタッフステーションを囲むように“ロの字”に並んでおり、2人は急ぎ足で各病室を巡回。ひたすら早歩き三昧の撮影に、石原が「この現場、ずっと早歩きですね!」と言うと、監督は「でも、くるみはずっと走ってるよ(笑)。そのうち病院1周しちゃうかもね」と笑顔。初共演の石原と西野も撮影を続けるうちにリズムをつかんできたようで、合間には笑顔で会話しながら距離を縮めていた。

 第1話ではキャリア8年目のみどりら病院薬剤師たちは、山のように舞い込んだ処方箋をひとつひとつ確認し、調剤、監査、投薬といった膨大な作業量をスピーディーにこなしていく日々。ある日、そんな薬剤部に新人のくるみがやってくる。人手不足に頭を抱える薬剤部にとっては明るいニュースだが、「向いてなかったら辞めようと思ってます」ときっぱり言い切るくるみ。薬剤部部長の販田聡子(真矢ミキ)がくるみを連れて院内を案内していると、救急センターに心停止の急患が運ばれてくる。そこでくるみは、医師や看護師と連携して緊急処置に当たるみどりの姿を目の当たりにする…。

 同じ薬剤部のユニフォームを着るみどりとくるみだが、足元にはそれぞれの個性が現れる。みどりはスニーカーで、一方のくるみは厚底のブーツ。キャリアの差が足元にも出ており、仕事に対して対照的な2人が今後どんなやり取りをしていくのか注目だ。