石原さとみ主演ドラマ「アンサング・シンデレラ」石原&西野七瀬がクランクイン「この現場、ずっと早歩きですね」

引用元:スポーツ報知
石原さとみ主演ドラマ「アンサング・シンデレラ」石原&西野七瀬がクランクイン「この現場、ずっと早歩きですね」

 女優の石原さとみ(33)と西野七瀬(25)が、4月9日にスタートする石原主演のフジ系ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(木曜・後10時、初回は15分拡大)の撮影にクランクインした。

 月刊コミックゼノンで連載中の「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」を原作とした、日本の連ドラ初となる病院薬剤師が主人公の新・医療ドラマ。病院内の薬剤部で、患者に処方される薬の製剤や調剤を行う病院薬剤師の奮闘が描かれている。主人公・葵みどりを石原が、新人薬剤師・相原くるみを西野が演じる。

 初日の撮影は、みどりたちにとって主戦場ともいえる萬津(よろず)総合病院のシーン。くるみの教育担当になったみどりが、くるみを連れて入院患者の投薬状況をチェックしに回っていく。真剣に丁寧に一人一人の患者と向き合いながらも、病室から病室へはかなり早足で移動するみどり。くるみは小走りになりながら懸命についていく。病室はスタッフステーションを囲むように“ロの字”に並んでおり、ふたりは急ぎ足で各病室を回っていく。

 同じ薬剤部のユニホームを着るみどりとくるみだが、足元にはそれぞれの個性が垣間見えるという。それは、みどりはスニーカーで、一方のくるみは厚底のブーツという点だ。キャリアの差が足元にも出ている、仕事に対して対照的な二人のやりとりが見どころの一つ。

 この日の撮影はひたすら早歩き三昧。石原が「この現場、ずっと早歩きですね!」と監督に言うと、「でも、くるみはずっと走ってるよ(笑)。そのうち病院一周しちゃうかもね」と監督。初共演の石原と西野は、撮影を続けるうちに2人のリズムをつかみ、心の距離を縮めているという。

 ◆薬剤師とは

 大学の薬学部、もしくは薬科大学で6年間の薬剤師養成課程を修了後、薬剤師国家試験に合格した者のみが薬剤師の仕事に就くことができる。全国の薬剤師数は30万1323人(厚生労働省発表:平成28年12月31日時点)。仕事内容は、調剤薬局やドラッグストアをはじめ、病院、クリニック、自治体、保健所、民間企業など職場によって異なるが、薬剤師法の第1条で定められている役割は、「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする」となっている。

 ◆あらすじ

 葵みどり(石原さとみ)は萬津総合病院薬剤部で働くキャリア8年目の病院薬剤師。同じ薬剤部の刈谷奈緒子(桜井ユキ)の指示のもと、羽倉龍之介(井之脇海)や工藤虹子(金澤美穂)ら病院薬剤師たちが、山のように舞い込んだ処方箋をひとつひとつ確認し、調剤、監査、投薬といった膨大な作業量をスピーディーにこなしていく。ある日、そんな薬剤部に新人の相原くるみ(西野七瀬)がやってくる。人手不足に頭を抱える薬剤部にとっては明るいニュースだが、「向いてなかったら辞めようと思ってます」ときっぱり言い切るくるみ。薬剤部部長の販田聡子(真矢ミキ)がくるみを連れて院内を案内していると、救急センターに心停止の急患が運ばれてくる。そこでくるみは、医師や看護師と連携して緊急処置に当たるみどりの姿を目の当たりにする。 報知新聞社