杉良太郎、麻薬事件にも言及「定期的に検査を」

 歌手で俳優、杉良太郎(75)が7日、名誉会長を務める「第13回アジア国際子ども映画祭」を兵庫・南あわじ市で開催した。日本やアジアの子供から映像作品を募る祭典で、ゲストとしてEXILEのATSUSHI(39)らが初参加。杉はインターネット社会で育つ日中韓など16カ国・地域の約400人の子供たちに「活字を読んでじっくり考えることが、豊かな感受性を育てる」と力説した。

 かつて麻薬追放協会会長を務めた杉は芸能人の麻薬事件にも言及。CMやテレビなど多方面に損害が発生することを踏まえ、「所属事務所でも自主的でも良いが、尿検査などの検査を定期的にすべき」と提案した。薬物に手を染めた芸能人については「メディアは会見を求めすぎ。依存する人はずっと使い続けるし、すべては自己責任」と主張。会見がみそぎとなる流れをけん制した。一方、杉の妻で伍代は18日に58歳の誕生日を迎えるが、60歳を迎えたら?との質問に「藤あや子さんや松田聖子さんとか同世代を集めて還暦公演をしたい」と想像した。