復讐、青春、悪女…若手女優3人の挑戦とは、企画・主演ドラマの完成報告レポ

引用元:映画ナタリー
復讐、青春、悪女…若手女優3人の挑戦とは、企画・主演ドラマの完成報告レポ

ドラマ「トリプルミッション!!! 女優たちの夢、ドラマにしました」の完成報告イベントが本日3月5日に東京都内で行われ、企画・主演・プロデュースを担当した松風理咲、竹内愛紗、長見玲亜が登壇した。

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本作は、「ムショラジ」「BADLUCK」「8:2」と題した3つの物語からなるオムニバスドラマ。芸能事務所スウィートパワーに所属する女優たちが、今もっとも出演したい作品や演じたい役柄をそれぞれ考えて作り上げた。当選金と引き換えに客の復讐依頼を代行するくじ売り場の少女を描いた「BADLUCK」で松風、刑務所で流れるラジオをテーマにした「ムショラジ」で竹内、蟻の巣が大好きな悪女・黒塚アリスを主人公とした「8:2」で長見が主演している。

最初の企画会議でそれぞれ作品の核となるテーマを選んだという3人。「復讐」を選んだ松風は「普段から観終わったあとにズーンとくる、重たい作品が好き。心に残る作品にしたかった」とテーマの選定理由を明かす。「自分と似ている等身大の女の子を演じたかった。人生を振り返ったときに思い出の1ページになっているような作品にしたかった」という竹内は「青春」、「悪女って実はかっこよくて魅力のある女性ばかり。もともと憧れがあって演じてみたいと思ってたんです」という長見は「悪女」を選んだ。

タイトルに「ミッション」とある通り、3人はドラマの中でさまざまなことに初挑戦している。漫才を披露した松風は「テンポとか間とか、人を笑わせるのってすごく難しい。芸人さんのネタ見せも見学してアドバイスもいただきました。撮影に生かせたと思うのでぜひ注目してください」とアピール。初めてメイド服を着たという長見は「実際にメイドカフェに行って、仕草や作法を教わって役作りしました。そのシーンがわりと自分の素に一番近かったんです(笑)」と振り返った。

またシンガーソングライターの女性・ひかりを演じた竹内は、作詞と歌唱に挑戦。そして「ひかりちゃんならどんな言葉をチョイスするかな?と考えながら作詞しました。歌詞に『線香花火』という言葉を入れたんですが、監督さんがそれに合わせた回想シーンを作ってくださって。歌のシーンはすごい見どころです!」と満面の笑みで語った。

「トリプルミッション!!! 女優たちの夢、ドラマにしました」はひかりTV、dTVチャンネルで3月20日23時より配信。ドラマパート以外にも、3人がドラマ制作に取り組む様子を収めたドキュメンタリーの配信が予定されている。

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