及川光博×片岡愛之助×北大路欣也×香川照之、『半沢直樹』続編にオールスター帰還

及川光博×片岡愛之助×北大路欣也×香川照之、『半沢直樹』続編にオールスター帰還

 俳優の堺雅人が主演を務める4月スタートの日曜劇場『半沢直樹』(TBS系/毎週日曜21時)に、前作でメインキャストだった俳優の香川照之、及川光博、北大路欣也、歌舞伎俳優の片岡愛之助が続投することが発表された。

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 2013年放送の前作は、東京中央銀行のバンカー・半沢直樹が、銀行内で行われていた数々の不正を明らかにするも、まさかの子会社への出向を命じられるという衝撃の展開で最終回を終えた。今作では、東京セントラル証券で営業企画部長となった半沢に巻き起こる事件を描く。原作は、前作と同じく作家・池井戸潤の「半沢直樹」シリーズより、『ロスジェネの逆襲』と『銀翼のイカロス』(ダイヤモンド社/講談社文庫)。

 半沢の同期で頼りになる情報通、東京中央銀行融資部の渡真利忍を演じるのは及川。1月3日放送されたスピンオフドラマに堺とともにゲスト出演した及川が、前作と同じく半沢を的確にサポートする“情報通”として、どのようにストーリー展開に関わってくれるのか注目される。及川は「感覚を呼び起こすために前作を久しぶりに観ました! 大変面白かったです! ファンの皆様の期待値も高いことと存じます。軽妙かつ冷静に、平常心を大切にして演じたいと思います」とコメント。

 大阪では大阪国税局統括官、東京では金融庁検査局主任検査官として、独特なオネエ口調で常に半沢の前に立ちはだかった黒崎駿一も再び登場。演じる愛之助は「前回の『半沢直樹』によって私は全国の皆様に“オネェキャラ”として認識されました(笑)。この作品は社会に対して物凄い影響力を持っているんだと実感しましたし、今回も日本中に元気と活力を届けられるような作品にしたいと思います!」と意気込む。

 前作で半沢に東京セントラル証券への出向を命じた東京中央銀行の頭取・中野渡謙役の北大路は「頭取・中野渡謙という人物を、私なりに、“らしさ”に集中していきたいと思っております」としている。

 半沢に自らの不正を暴かれ倍返しを食らい、歯ぎしりをしながら土下座するシーンをはじめ、その怪演ぶりが大きな話題となった常務・大和田暁役の香川は「私の演じた大和田常務は、前作で半沢に屈して失脚したあと、原作には登場しておらず、実はあの土下座のその後が描かれておりません。『封印された大和田』をいかに解放し、いかに命を吹き込むか、持てる精魂を懸命に尽くしたいと思っています」と話している。

 日曜劇場『半沢直樹』は、TBS系にて4月より毎週日曜21時放送。