映画版『アンチャーテッド』について、マーク・ウォールバーグの出演契約は1本のみ

引用元:IGN JAPAN
映画版『アンチャーテッド』について、マーク・ウォールバーグの出演契約は1本のみ

ソニー・ピクチャーズは、人気ゲームシリーズ「アンチャーテッド」の映画化に関しては‟フランチャイズ”として見なしているかもしれないが、俳優のマーク・ウォールバーグはIGNに1本の映画しか契約していないと明かした。
IGNは2月29日に、トム・ホランド扮するネイサン・ドレイクにとって宝探しハンターのメンターである、ビクター・‟サリー”・サリバンを演じるウォールバーグにインタビューを行った。Netflix製作によるウォールバーグの最新作『スペンサー・コンフィデンシャル』の記者会見で、長編探偵小説シリーズと80年代のテレビシリーズを下敷きにした本作について、製作されるだろう続編について質問した。
ウォールバーグは、観客から好意的な反応が十分にあればスペンサー役で続投することにオープンに見えたが、一般的に続編に興味がなく、20年にわたる映画のキャリアで続編に出演したのは、『トランスフォーマー/最後の騎士王』と『パパVS新しいパパ2』だけだと指摘している。

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ソニーが、フランチャイズの可能性を確実に考えていそうな映画版『アンチャーテッド』の続編について尋ねると、笑いながらウォールバーグが、「そうだね。その点についていろいろ考えているようだけど、現時点で僕は1本に出演することが決まっているだけなので、あとは様子見だね」と答えていた。
ウォールバーグは、映画版『アンチャーテッド』のプロジェクトに長期にわたり携わっており、以前はデイヴィッド・O・ラッセルが監督を務めるはずだったバージョンでネイサン・ドレイク役を演じる予定だった。では、このプロジェクトに彼が何年も興味を持ち続けている理由は何なのだろうか? ウォールバーグにとって『アンチャーテッド』は、彼が楽しんできた数多くの古典作品のような映画に出演する機会を提供してくれるからだと明かしている。

ウォールバーグは、「映画版はオリジン寄りの物語で、その設定が『インディ・ジョーンズ』や『華麗なる賭け』のようだと感じたんだ。強盗映画の素晴らしい要素があり、ボンド映画のような雰囲気もあるよね。そういった作品に出演する初めての機会だから、すごくワクワクしてるよ」と語っていた。
映画版『アンチャーテッド』は、『ヴェノム』のルーベン・フライシャーがメガホンを取ることが決定し、アントニオ・バンデラスとソフィア・アリ(『グレイズ・アナトミー』)、タティ・ガブリエル(『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』)も出演する。主演のトム・ホランドが、『アンチャーテッド』の撮影は今月末にヨーロッパで開始され、世界中の複数のロケ地で行われると明かしていた。 Jim Vejvoda