海老蔵、公演中止は「苦渋の選択」 「人の命の為に…と己に言い聞かせ」

引用元:J-CASTニュース
海老蔵、公演中止は「苦渋の選択」 「人の命の為に...と己に言い聞かせ」

 歌舞伎役者の市川海老蔵さんが、新型コロナウイスル感染拡大防止のため、中止になってしまった博多座公演への想いを吐露した。

 2020年2月27日に発表された、公演中だった舞台「市川海老蔵特別公演」の公演中止。3月1日まで行われる予定で、海老蔵さんにとって市川團十郎襲名前の海老蔵としての最後の公演だった。

■「本当に悲しかった」

 海老蔵さんは舞台の公演中止が決まった27日にブログを更新し、中止について

  「楽しみにきてくださる方にはとても申し訳ない気持ちです」
  「が、もし新型コロナウイルスになるような事がありましたら良くない事でございます」

と苦渋の決断であったことを明かしつつ、福岡から帰京。その後再びブログを更新し、酸素風呂へ行ったことを明かしつつ、「三回も入りました」「メンタル回復しました」と落ち着きを取り戻したことを明かした。

 さらに海老蔵さんは、公演中止について再び、

  「本当に悲しかった」
  「楽しみにしていた方々に申し訳ない。気持ち」

と悲しい胸の内を吐露しつつ、

  「でもその方々が見たくて来てもらい二次感染や三次感染したら責任の在所は何処になるのか、取り返しつかない事もありうる」
  「苦渋の選択の中での決断でした」

とこの判断を後悔していない様子。

  「本当にごめんなさいと思う」
  「そしてこれで良かった。そう思う」

とどこか自身を納得させるように語る一方で、

  「今は人の命の為に控えるべき!だった。と己に言い聞かせて眠りたいと思います」

となおも複雑な心境を明かしていた。