吉沢亮「全員が全身全霊で挑んだ」キングダムでの受賞に喜び/ブルーリボン賞

吉沢亮「全員が全身全霊で挑んだ」キングダムでの受賞に喜び/ブルーリボン賞

 サンケイスポーツなど在京スポーツ7紙の映画記者が選ぶ映画賞「第62回ブルーリボン賞」の授賞式が18日、東京・内幸町のイイノホールで行われた。

 「キングダム」(佐藤信介監督)で自身初の助演男優賞を受賞した吉沢亮(26)は「キャストもスタッフも、ものすごい熱量で、全員が全身全霊で挑んだ作品だったので、結果として出たというのはすごくうれしい」と感激の表情。

 中国・春秋戦国時代を舞台にした同作には、主演の山﨑賢人(25)演じる戦災孤児の少年・信の幼なじみで親友・漂と、後の秦の始皇帝・贏政(えいせい)の2役で出演。演じ分けるにあたって「目力とか、目線の動きを意識した」と明かした。

 来年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」に主演することが決まっており、「これからも役者として成長できるように頑張っていきたい」とさらなる飛躍を誓った。

■ブルーリボン賞

 サンケイスポーツなど在京スポーツ7紙の映画記者で構成する「東京映画記者会」が主催。1950年に創設。国内で最も権威のある映画賞の一つとされている。主演男優&女優賞の受賞者が翌年の司会を務めるのが特徴で、今年は舘ひろし(69)と門脇麦(27)が務めた。ブルーとは青い空の下で取材する記者を象徴し、受賞者にモンブランの万年筆と青いリボンを結んだ賞状を贈る。