『消えた天才』TBSの早回し加工は過剰演出で「放送倫理違反」BPOが発表

　TBS系ドキュメントバラエティー番組「消えた天才」でフィギュアスケート、サッカー、野球などの映像を早回しして放送した事案について審議していた放送倫理・番組向上機構（BPO）は13日、早回し加工は事実を曲げる手法であり、過剰な演出として、放送倫理違反があったとの判断を発表した。

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　一方で、TBSが過剰演出について内部で事実を把握、迅速に内部調査に乗り出し、結果を視聴者に公表した自主的な対応は適切だったと評価した。

　TBSは実際の投球やドリブルなどよりもスピードがあるように演出した4件の映像の経緯を調査の上、2019年9月5日、ホームページでおわびと番組の休止を発表、10月21日、「消えた天才」の終了を発表した。