AKIRAは台湾のお兄さん 原石MAGMAと共演

引用元:日刊スポーツ
AKIRAは台湾のお兄さん 原石MAGMAと共演

EXILE AKIRA(38)が8日、台北市内で「2020台北ランタンフェスティバル(燈節)」の開幕式に出演した。昨年6月に台湾の国民的女優リン・チーリン(45)と結婚後、国名姐夫(国民的お兄さん)と呼ばれる人気ぶり。この日は、LDHが運営するスクール「EXPG STUDIO」台北校の生徒30人や、同校出身でデビューを目指す「MAGMA(マグマ)」とともにパフォーマンスし、現地のスターの卵たちに光をともした。

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EXILEのナゴヤドーム公演の中2日の合間を縫って、“第2の故郷”台湾の旧正月を締めくくる伝統的な行事にイベント出演した。台北市内でも若者の街として知られる西門町の特設ステージ。司会者から「国名姐夫!」と紹介されると、「新年快楽!(シンニェンクァイラー=明けましておめでとうございます)」と笑顔で応えた。

先月24日に現地で放送の「超級巨星紅白藝能大賞(台湾の紅白)」でも披露したEXILEの「Heads or Tails」などをともに披露したのは、EXPG台北校の生徒30人と、現地でのデビューを目指して16年に結成された、平均年齢22歳の男性6人組グループ「MAGMA」のメンバー。パワフルなパフォーマンスに、見守った約1万人からも大きな拍手が送られた。

結婚以降、台湾での人気が急上昇中だが、もともとつながりは深かった。09年9月に、海外初のEXPGとして同校が開校した当時から、毎年訪れて指導するなどしてきた。今回は主催者側からAKIRAへの出演依頼があったが、「100時間の練習より、10分のステージが大事になる」とMAGMAや生徒たちとの共演を実現。MAGMAが着用した衣装や、生徒たちのTシャツは、自ら準備しプレゼントして臨んだ。

出演したチェン・ジンハオ君(11)は「今は達成感でいっぱい。AKIRAさんの踊りを見てとても勉強になりました」。MAGMAのSEAN(24)は「台湾の国民のお兄さんになり、距離が近くなった気がします。一緒のステージに立たせてもらって、僕たちの未来に一筋の光が差し込んできました」。

台湾のスターの卵たちに光をともしたAKIRAは「10年越しで一緒にできた。継続して未来につながっていけば。MAGMAがデビューして今回の衣装で日本に来てくれたら…その時は号泣でしょうね」と親心ものぞかせた。【大友陽平】

○…現地時間先月27日、米ロサンゼルスで行われた「第62回グラミー賞授賞式」には夫婦で訪れた。さまざまな刺激を受けたといい、2人でレッドカーペットも歩いた。「自分が海外かぶれというわけではなく…。家族でいろいろなことを皆さんにシェアするのはスタンダードなこと。これからも2人からシェアできることはたくさんやっていきたいです」と話した。