チョコプラ長田 長年悩まされている“鼻の中のキノコ”とは…

チョコプラ長田 長年悩まされている“鼻の中のキノコ”とは…

 お笑いコンビ「チョコレートプラネット」の長田庄平(40)が、3日放送のTBSの医療バラエティー「名医のTHE太鼓判!」(月曜後7・00)に出演。10年にわたり、鼻づまりに悩まされていることを告白し、病院で鼻の検査を受けた様子が放送された。

 自覚症状は「鼻づまりと、嗅覚が弱くなっていて、においが分かりにくい」という長田。ある薬を注射すると、血流にのって体内から“あるにおい”を感じるという方法で、どれほど嗅覚が低下しているのかをチェックした。

 通常は10秒ほどでにおいを感じるが、長田の場合、その3倍、33秒という結果。何のにおいかを問われ「青リンゴみたいなにおいがする」と答えた長田。同じ検査を相方の松尾駿(37)がしたところ、9秒でにおいを感じ、注射に入っていたのはニンニクのにおいだと即答し、顔をしかめた。

 続いて、長田の鼻の中を内視鏡で覗いたところ、医師が告げたのは「鼻たけ」だった。「鼻たけ」とは、鼻の中のキノコで、鼻の粘膜が腫れて出来たポリープの一種。健康な人は鼻から喉へと抜ける通路があるが、長田の場合、通路が鼻たけでほぼ埋まっており、下のほうにわずかなすき間があるだけだった。

 自分の鼻腔の状況を見ながら「無理ですよね、これ」と長田。「においが分からないというのは、日数が長ければ長いほど回復が望めなくなる。手術的な治療をしたほうが良いと思います」と医師から手術を勧められた。

 「鼻たけ」の原因は、感染症やアレルギーで、分かっているだけでおよそ20万人が発症。嗅覚を失って起こる具体的なリスクは、嗅覚と味覚は密接な関係にあるため、味覚の8割も失うこと、腐ったものや焦げたにおいに気付かないこと、また、においをかぐことは脳の活性化につながるので、認知症を発症しやすくなるという。

 現在、手術に向けて薬で治療中の長田。次々に挙げられたリスクに、神妙な顔で「うわぁ怖い…」と漏らしていた。