沢尻エリカ被告 初公判で起訴内容認める 黒髪、黒のスーツ姿で出廷「職業は無職です」

沢尻エリカ被告 初公判で起訴内容認める 黒髪、黒のスーツ姿で出廷「職業は無職です」

 MDMAとLSDを所持したとして麻薬取締法違反罪に問われた女優の沢尻エリカ被告(33)の初公判が31日、東京地裁で開かれ、沢尻被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。

 沢尻被告は黒髪で黒のパンツスーツと白シャツで入廷。裁判官から職業を聞かれると「職業は無職です」と返答した。

 沢尻被告は昨年11月16日の逮捕以降は姿を見せて来なかったため公の場は77日ぶり。沢尻被告が入っていたとされる都内の医療施設から、沢尻被告を乗せたとみられる黒いワンボックスカー2台が車列を組む形で午後1時30分ごろ出発。同1時50分ごろ、地裁に到着した際も、車内には厚いカーテンが敷かれ、表情は確認できなかった。

 12月6日の保釈時も、報道陣をかく乱するように複数のワンボックスカーが用意され、車内も黒いカーテンで隠すなど徹底していた。保釈中は医療機関で治療受けたとされる。

 公判を巡っては、19の一般傍聴席を求めて、この日午前9時30分から11時までの整理券配布に2229人が長い列をつくり、競争倍率は117・3倍に達した。