真利子哲也監督『宮本から君へ』で監督賞「身が引き締まる」/ブルーリボン賞

真利子哲也監督『宮本から君へ』で監督賞「身が引き締まる」/ブルーリボン賞

 サンケイスポーツなど在京スポーツ7紙の映画記者が選ぶ「第62回ブルーリボン賞」が27日、決定。真利子哲也監督(38)は「宮本から君へ」で監督賞を初受賞。文化庁の研修制度で昨年4月から米ボストンに在住し、現地からのテレビ電話で取材に応じた。

 文具メーカーの新卒営業マンの成長と恋愛を描く人間ドラマ。主演の池松壮亮(29)、ヒロインの蒼井優(34)の熱演も注目を集めた。

 2016年公開の「ディストラクション・ベイビーズ」で第69回ロカルノ国際映画祭で最優秀新進監督賞に輝くなど海外の評価も高い。今回の受賞について「監督として良い作品を作り続けなければと、身が引き締まる思い」と感謝した。