加山雄三、82歳の声優デビュー 脳梗塞は「消えちゃってた」

引用元:中日スポーツ

 映画「ジュマンジ/ネクスト・レベル」(13日公開)でおじいちゃん役の声優発表&緊急会見が4日、東京都内で行われ、俳優加山雄三(82)が務めることが発表された。会見に登場した加山は長い芸能生活で初めての声優チャレンジに「何度もやり直したダメなじじいです。どうしていいか分からなかったけど…幸せだなぁ」と若大将らしく決めて見せた。

 作品は、大学生たちがゲームの世界に吸い込まれた仲間を救うため、プレーヤーとなってログイン、超難関のステージをクリアしていく冒険物語。同じくゲームの世界に入ってしまったおじいちゃん(ダニー・グローヴァー)を加山が吹き替える。

 加山は11月に軽度の脳梗塞で入院生活を送っていた。「(脳梗塞を発症した際は)『ついに来たか』と思った。でも退院したらどこも悪くなく、何の影響もない。調べたら消えちゃってた」とサラッと語り、「でも年齢を考えれば、当たり前なんだけど、食べ物に気を付けて、水をよく飲んで、塩分控えめにしなくちゃね」と戒めた。

 ゲーマーとしても有名な加山は「始めたら19時間ぐらい続けて、夜中の3時にクリアしたら、みんないなかった。VR機器も持ってるけど、あれで『バイオハザード』を1時間やると、おかしくなっちゃうよ」とゲーム話は止まらず、「声優以外に初挑戦したいことは」との質問にも「いろんなことやってきたから、新しいゲームかな」と一徹ぶりを披露した。