ドランク鈴木、営業先で“新成人と大モメ”の過去…その姿は勇者?悪魔?

ドランク鈴木、営業先で“新成人と大モメ”の過去…その姿は勇者?悪魔?

 お笑いコンビ「ドランクドラゴン」鈴木拓(43)が13日、MBSラジオ「アッパレやってまーす!」(月曜後10・00)に出演。過去に営業で行った地方の成人式について語った。

 数年前、相方の塚地武雅(48)と関西のとある成人式で営業を行った。そこには紋付き袴(はかま)の新成人がズラリ。鈴木いわく「中学を卒業して、社会人になって、あの当時のやんちゃさを俺はまだ忘れてないんだ。だからそれを見せたいんだ」と、意気込んでいるメンバーばかりだったという。その成人式は「自分はいまだに変わりなく、どれくらい無茶できるか大会」の様相を呈していたという。

 新成人たちは式典の最中から制止もおかまいなしに酒を飲みだす始末。市長の注意も聞き入れず、そこは次第にカオスな場所となっていった。そんな中でステージ上へと促された「ドランクドラゴン」の2人。もはや笑いを引き起こせる雰囲気ではなくなっていた。

 「はい、どうも~」と勢いよくステージ上に飛び出したものの、客席の最前列に陣取っていたのは、紋付き袴どころか“特攻服”を着た男子たち。そんな彼らがおとなしくしているはずもなく、すぐさま「ヘイヘイ、何かやれよ!」とあおってきたとか。鈴木は新成人たちの振る舞いを見て、はらわたが煮えくり返っていたそうだ。

 そんな中、「コレ、〇〇だと思う人」と問いかける形式で進行すると、静かに聞き入るようになった新成人。その様子を見た鈴木は「ああ、こういう時は静かになるんですね」とイヤミをポロリと言ってしまった。

 カチンときた新成人は、2人に対して「なんだ、この野郎!」と攻撃的な態度に出て来た。そのうちの1人が紙飛行機を投げ込んでくると、鈴木は「(ここには)変なやつがいるな。こんなのはステージ上がったら何もできねぇんだよ」とさらにあおったという。

 すると、その挑発に怒った新成人は「じゃあ、上がってやるよ!」とステージへ。それを見た他の面々もステージへと押し寄せてきた。危険を感じ取った鈴木は、しれっとステージ袖へ退避。残された塚地は新成人たちに囲まれてしまった。その後、職員たちが割って入り、塚地を助け出そうとしていたが、塚地は「大丈夫ですから、大丈夫ですから…この子たちは悪くないんです!」と叫び、新成人たちを悪者にはさせまいと、必死に訴えかけたそうだ。

 その話を聞いた共演者たちは「自分があおったのに」「ホンマや」と、鈴木への非難が止まらなかった。当の鈴木は「最低ですよ」と反省しつつ、笑ってその場をごまかしていた。