囲碁天才少女・仲邑菫初段の2020年初戦スタート 1日2勝なるか

引用元:スポーツ報知
囲碁天才少女・仲邑菫初段の2020年初戦スタート 1日2勝なるか

 囲碁の史上最年少棋士・仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)の2020年始動戦が13日午前10時、始まった。大阪・梅田の日本棋院関西総本部での第1回博多・カマチ杯女流オープン戦予選で、黒番の宮本千春初段(25)と対戦している。

 博多・カマチ杯は新設の棋戦で、昨年12月に予選がスタート。16人による本戦トーナメント入りを目指す。持ち時間は予選が1時間、5分前から秒読み。仲邑初段は昨年9月、広島アルミ杯・若鯉戦予選準決勝で宮本初段に黒番中押し負けしており、雪辱を期す。勝者は、この日午後2時30分から田中智恵子四段(67)と羽根彩夏初段(17)の勝者と対戦。仲邑初段も1日2勝を目指す。

 仲邑初段は昨年4月にデビュー。初戦は飾れなかったものの、通算成績を24戦17勝7敗とし、勝率(約7割8厘)は全初段(27人、休場者含む)の中でもトップだった。今年の年始は韓国で研究に励んだ。 報知新聞社